Google Playで「するべきこと」「してはならないこと」
Google Japan Developer Relations Blogで、Google Playに登録するコンテンツの掲載情報で「するべきこと」「してはならないこと」をまとめて、エントリとして公開されています。
読者の中には、Playストアにアプリを公開している方もいるはずです。
Playストアには、スクリーンショットや説明文、アイコンなどを掲載する必要がありますが、個人の開発者だとアプリを開発してリリースするのが手一杯で、Playストアの掲載情報まで手が回らずおろそかになり、多くのユーザの目に触れる機会を逃している可能性もあります。
エントリには「するべきこと」として、「レビューに対してすぐにレスポンスする」「ビデオを使って価値や提案を視覚的に語りかける」といったアドバイスが書かれています。また、「してはならないこと」として、「説明文を盛り込みすぎない」「スクリーンショットで文字を多用しない」といった点が挙げられています。
こうした指摘に心当たりがある場合は、掲載情報を修正してください。また、すでに実践されている方にとっては、当たり前のことばかりかもしれませんが、改めて気付かされる部分もあるので、一読することをお勧めします。
SamsungとLGから折りたたむディスプレイのスマートフォンが登場する?
Business Koreaは、15日、SamsungとLGは、折りたたみ式ディスプレイを搭載するスマートフォンの開発が佳境にさしかかっていると伝えています。
カーブした液晶ディスプレイを搭載する端末は、上下方向に湾曲する有機ELディスプレイを搭載したスマートフォン「LG G Flex」やディスプレイの両端が湾曲している「Galaxy S6 edge」がリリースされています。これらは、湾曲していないディスプレイを搭載するスマートフォンとデザインや機能的に決定的な違いがあるワケではありません。しかし、ディスプレイが折りたためることができれば、ディスプレイを搭載する機器の使い勝手やデザインの概念を変える可能性があります。
たとえば、スマートフォンやタブレットの大型化は変わらず続いているので、折りたためたり丸めることができれば、より大きなディスプレイを搭載できる可能性があります。また、LG Rolly Keyboardのように、棒状に折りたためるキーボードがすでに存在しているので、ディスプレイも折りたたんで持ち歩き、使うときには広げて使うスタイルが当たり前になる可能性もあります。スマートフォンやタブレット以外では、カーナビがインテリアとより融合したデザインを獲得できるようになり、その存在を意識しない物になる可能性もあります。
Samsungは「Project Valley」と呼ぶ開発コードネームで折りたためるスマートフォンを開発しており、早ければ2016年の1月に開催されるCES 2016でお披露目される可能性があります。LGの方は、さまざまな可能性を評価している段階と言われています。また、このディスプレイは、2018年に発売予定のiPhoneに搭載される見込みともされています。
Android 6.0のアップデートはLGが一番のり
LGは、15日にフラッグシップモデルの「LG G4」に対して、Android 6.0 Marshmallowへのアップデートを10月の4週目に提供する予定と発表しました。
GoogleのNexusシリーズには、Android 6.0 Marshmallowへのアップデートが開始されていますが、これ以外ではLG G4が最初の端末となります。Android 5.0へのアップデートも早々に提供されていたので、LGのAndroidへの力の入れ方が分かる動きと読み取ることができます。
月一度のセキュリティアップデートが行われるなど、アップデートの頻度が高くなるなか、HTC Americaの社長がTwitterで、セキュリティアップデートは実施するが、OEMが多いメーカとしては、月一回の実施は現実的ではないと言う旨の発言をしており、アップデートに対する各社の考え方がさまざまであることがわかります。国内でもSIMフリーの端末が増えており、メーカが販売する端末を手にすることができるので、ユーザはメーカの考えをよく知ったうえで端末を選ぶのも1つの方法かもしれません。
今週は、このあたりで。また来週。