日本でもポケモンGOの配信開始
世界的にブームとなっているポケモンGOが7月22日に日本でも配信を開始しました。
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Androidが関係するニュースをピックアップしておきます。
Freetel SIMで、ポケモンGOのパケット通信料を無料化する新サービスを実施
プラスワン・マーケティングが7月22日に、ポケモンGOを対象にFreetel SIMのパケット料を無料にする新サービスを8月下旬から9月ごろより提供開始予定とアナウンスしています。これは、すでにFreetel SIMを利用されている方も対象です。
DTI、特定アプリでパッと通信料を1年間無料にするサービスを開始
Freetel SIMに先んじて、DTI SIMが7月19日に、特定のアプリで使うパケット通信料が1年間無料になるサービス「DTI SIM ノーカウント」の提供を開始しています。まずは、ポケモンGOが対応となっています。提供開始は、ポケモンGOと同時とされているので、DTI SIMを使っていれば、すでにパケット通信料が無料で使えます。
シャープ製のAndroidスマホにはインストールできない問題が発生
2016年7月23日15:00現在、一部の機種は解消されているようですが、ポケモンGOが求める要件を満たす端末にもかかわらず、シャープのAndroidスマホで使えない問題が発生しています。
これは、アプリを配信するNiantic, Incが、動作対象とする端末を限ってアプリを配信しているのが原因ではないかとされています。動作しない端末では、問題があって対象外としているのか、サーバの負荷を軽減するために、順次対応端末を拡大しているのか真意はわかりません。
Cyanogenが大規模なリストを実施中
7月23日、AndroidのカスタムROMを開発しているCyanogen Inc.が大規模なリストラを実施しているとAndroid Policeが伝えています。
これはCyanogenの戦略変更に伴うリストラとされており、社員全体の20%を削減する大規模なものです。対象となった社員は、開発部門とQA部門です。
2014年には、Cyanogenが持つノウハウやOppoやOnePlusとの関係、同社が持つコミュニティをGoogleが高く評価して買収提案を持ち掛けましたが退けました。また、2015年にもMicrosoftが自社のOfficeをプリンストールさせるために、7,000万ドル相当の株式を購入する形で投資を行い、シリコンバレーも2015年に資金調達した企業のトップ50に入りました。このように、ここ数年はさまざまなな話題を提供しており順調に見えていたので、今回のリストラは意外です。
今後は、AndroidのカスタムROM開発からアプリ開発への戦略転換が行われるようです。
これは、Microsoftとの協業が新たな展開を生み出すことになったと考えることもできますが、カスタムROMをOEMメーカに提供するビジネスは成立しなかったと考えることもできます。Cyanogenは、カスタムROM開発の最大手で多くの新しい試行錯誤を行っているので今後の動きに注目です。
Google JapanがAndroid入門者向けにセキュリティ対策のマンガを公開
Androidをはじめて使う方を対象にして、Androidのセキュリティをマンガで説明した電子書籍『まんが セキュリティ入門:はじめてスマホを持ったあなたへ: 第 1 巻』がPlayストアで無料配布されています。
マンガは、Android端末がなくてもPlayストアで購入した後、読むをクリックすればWebブラウザでも読めます。内容は初心者向けなので、よいパスワードの作り方やフィッシング詐欺から身を守る方法、Androidでのセキュリティ設定など、基本的な内容になっています。
合計で22ページで。短時間で読めるで「わかっているよ」と言わず一読してみることをお勧めします。
今週は、このあたりで、また来週。