Androidを活用してオンラインミーティングをより快適に
いまだコロナ禍が続きます。
ひところに比べれば移動制限は緩和されましたが、対面でのミーティングは細心の注意がはらわれており、マスク着用のうえで回数を制限したり、オンラインミーティングに切り替えるなどの策が取られています。
そのオンラインミーティングは、多くの方が回数をこなして馴れてきたころだと思います。筆者も日によっては4回以上のミーティングがあり、対面のミーティングでは効率良くスケジューリングしなければ無理だったことが当然になりつつあります。
これだけ頻度が高くなると、効率良くこなすための工夫や試行錯誤をします。今回は、スマホを活用した筆者の試行錯誤をご紹介します。
Webカメラを高画質化
筆者の場合は、オンラインミーティングにはPCを使います。
音声のみで済ませることもありますが、おたがいの映像を見ながら対面で話した方が良い場合は、PC内蔵のWebカメラを使ってビデオ通話をします。ただ、筆者が使うMacBook Pro 13インチのWebカメラは解像度が低くて720Pです。
今どき、スマホのほうがカメラ性能は上なので、これをPCの外部カメラとして使い、メリハリある動画でオンラインミーティングをします。たとえば、スマホカメラを外付けカメラとして使うアプリとして「DroidCam」が有名です。これは、無償で使えるので、試したことがなければ使ってみてはいかがでしょうか。
他、有料アプリでも良ければ「iVCam」などがあります。
ビデオ専用画面を用意する
スマホカメラを使って映像が綺麗になっても、映っている人がおじさんでは喜ぶ人もいないので、最近は、サブディスプレイとして活用することが多くなりました。
とは言っても、スマホのディスプレイサイズでは、テキスト中心の使い方だと文字が小さくて見づらいので、サブディスプレイ化はタブレットを使うのが定番です。しかし、オンラインミーティングのビデオ画面を表示する用途であれば、スマホのディスプレイでも十分実用的です。
スマホ側にビデオ画面を逃がすことで、PC側は最上位に鎮座するウィンドウがなくなり、すっきりとした状態でディスプレイが使えます。こうすることで、画面共有で資料を参照しながらミーティングを進めたり、操作しながらデモすることが容易になります。
サブディスプレイ化するアプリは複数ありますが、筆者が使うのは「Duet Display」です。これは、ケーブル接続でもワイヤレス接続でも使えます。ワイヤレス接続は気軽に使えますが、セキュリティが重視される環境では、Wi-Fi接続が許されない場合もあるので、ケーブル接続の選択肢があるのは便利です。また、ケーブル接続で使えば遅延や接続切れを気にすることなく使えます。
スマホでビデオ会議を済ませる方法もありますが、画面を共有して資料を見せたりデモをしながら進める時は、スマホをサブディスプレイにしてPCとの組み合わせで使う方が格段に便利です。
スマホスタンドで快適に
Webカメラやサブディスプレイとしてスマホを使うにしても、適切な角度で立て掛けて使えるスタンドがあると便利です。
筆者は、スマホスタンドとして「Lomicallの折りたたみ式スマホスタンド」を使っています。コロナ禍で外出する機会が減ったので、折りたたみ式のスタンドは不要ではと考えるかもしれませんが、使っていない時の収納のし易さを考えると捨てたものではありません。
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このスタンドはAmazonで1,299円(2020年10月12日現在)で販売されています。
これは、スタンドとして使う場合は「入」の字のような格好になり、立て掛けたときに支えとなる足の角度は45度程度まで自由に調整できます。また、高さも上下に3.5cmほどですが調整できます。他、スマホを縦に立て掛けたときに、充電ケーブルを下側に取り回できるように、スリットがあるので充電しながらでも使えます。
今週は、このあたりで、また来週。