筆者は、Eee PC 1000Hにインストールするので「android-x86-3.2-RC2-eeepc.iso」をダウンロードします。原稿執筆時点では、2回目のリリース候補であるRC2ですが、新しいバージョンがリリースされている可能性があるので、「RC2」の部分を読み替えてダウンロードしてください。
USBメモリへの書き込みは「UNetbootin」を使います。「UNetbootin」は、Windows, Linux, Mac OS X用がダウンロードできるので、お使いの環境にあったものをダウンロードします。筆者は、Macを使っているので、説明もMac版を使って進めます。
USBメモリにファイルがあると、上書きの確認ダイアログが表示されるので、[Yes to All]をクリックして続行します。「Downloading Files」→「Extraction and Copying Files」→「Installing Bootloader」→「Installation Complere, Reboot」で処理が進み、終了すれば画面右下に[Exit]ボタンが表示されるので、クリックします。
[Boot]タブの[Hard Disk Drives]を選択して、次の画面で[1st Drive]にUSBメモリに指定します。ESCキーで前の画面に戻り、[Exit]タブの[Exit & Save Changes]を選択します。「Save configuration changes and exit now?」と保存と終了の確認ダイアログが表示されるので[Ok]を選択します。これで、USBメモリから起動できるようになります。
ネットブックにインストール
起動して、しばらくするとブートメニューが表示されます。
WindowsがインストールされたHDDとは共存できないので、HDDにインストールせず、お試しする場合は[Run Android-x86 without installation (MDPI)]を選択します。今回は、別途HDDを用意してインストールするので、[Install Android-x86 to harddisk]を選択します。
次に、HDDのファイルシステムを選択します。そのまま使う場合は、[Do not format]を選択します。筆者は、Linuxで使われている[ext3]を選択しています。
ファイルシステムを決定すると、「Are you sure to format the partition sda1?」と表示されて、フォーマット確認のダイアログが表示されるので[Yes]を選択します。
HDDのフォーマットが終了すると、「Do you want to install boot loader GRUB?」と表示されます。これは、ブートローダーをインストールするかの確認ですが、筆者の環境ではインストールしないと起動に失敗しました。
次に、「Do you want to install /system directory as read-write?」で始まる質問ダイアログが表示されるので[No]を選択します。これで、Android-x86が選択したディスクにインストールされます。インストールが上手くいくと「Android-x86 is installed successfully.」と表示されるます。Run Android-x86]を選択して[OK]を選択します。