入手時は、4.0.1だったAndroid OSのバージョンが、ファームウェアが何度か更新されて、最新版では4.0.3になっています。Android OS 4.0.3のファームウェアは、複数存在しており、筆者が使っているのは、ビルド番号に20120215の数字が付加されているものです。このファームウェアでは、不具合が修正されて、アプリの互換性が高まったので、この辺りを中心にご紹介します。
Webブラウザの選択肢が、標準以外にありませんでしたが、OperaがMIPS向けにOpera Mobile 12をリリースしています。とは言っても、まだ、β版で開発者向けのブログのエントリに書かれているリンクからダウンロードする必要があります。文末に、リンクを付けているので、試してみたい方はダウンロードしてください。
Opera Mobileを使ったWebブラウズは、Operaの圧縮技術が効いているのか、標準ブラウザと比較しても速く表示されます。また、スクロールも気持ち良く反応して軽快です。β版の為か、ページの表示間際で、端末の画面がサイズに合わせる為に、リサイズをしているのか、画面がちらつくことがあります。これは、実用上は問題ないので、許容できる内容です。少々問題があるのは、アドレスバーにURLを直接入れようとすると、入力エリアの縦方向のサイズが小さくなってしまい表示が乱れます。URLが入力できないワケではないので、気にしなければ問題なく使えます。