決済会議

第22回大幅にバージョンアップしたスマレジ

2014年7月1日にスマレジが大幅バージョンアップしました。たくさんの新しい機能が追加されました。今回はその内容を紹介します。

これまでのスマレジのターゲット
これまでのスマレジのターゲット

スマレジが新しくなりました

何が新しくなったのか、1つずつ紹介します。

①UIが変わった

「スマレジ2」ご紹介第1弾「レジとしてよりシンプルに、操作性、視認性を向上したUI」

フラットデザインとレスポンシブウェブを採用し、UIが全面的に刷新されました。また、大幅に機能を追加すると同時に、導入が超簡単になるよう、画面を見直しました。

②カード決済の連携強化、楽天スマートペイ対応

「スマレジ2」ご紹介第2弾「クレジットカード決済」

スマレジは、ゼウス社のカード決済と連携していましたが、決済手数料が、つど見積もりから3.24%固定へと変更。お申し込みはオンラインで完結するようになりました。また、新たに楽天スマートペイとの連携を実現しました。

③料金プランの改訂

「スマレジ2」ご紹介第3弾「初期費用・月額費用”無料”のタブレットPOSレジ」

料金プラン改訂によって、1店舗だけなら無料でご利用いただけるようになりました。料金プランは、無料プランの「スタンダード⁠⁠、複数店舗を管理できる「プレミアム⁠⁠、さらに顧客管理を追加した「プレミアムプラス」の3つをご用意。そして各業種用に、飲食店向けオーダーシステムつきの「フードビジネス⁠⁠、小売店向け在庫管理つきの「リテールビジネス」をご用意しました。

運営者の観点から

スマレジ・バージョンアップの狙いは、ターゲットの拡大です。

ターゲットの拡大
ターゲットの拡大

スマレジは⁠高機能レジをお求めやすい価格で⁠というコンセプトで、有料プランのみを展開してきました。今回のUI刷新・カード決済の強化・価格見直しによって、上図の三角形で、下方向にターゲットを拡大しました。

ぼくたちは、どんな大きなお店でも初めは三角形の底辺からスタートし、三角形の上方向への発展を目指すんだと考えました。

ですから、スマレジは「如何に大手企業さんと契約するか?」というアプローチではなく、三角形の底辺部分の店舗さんへアプローチし、ともに成長する道を選びました。

もちろん今ある機能を制限したり、なくしたりする訳ではなく、従来のお客さまに満足してもらうよう改善を続けつつ、従来より小規模のお客さまにも満足してもらうように改善したということです。

スマレジの今後

スマレジは、iPhone や iPad を用いることで、安価で手軽にPOSレジが導入できるようになったことが大きな特徴ではありますが、もう一つの特徴は「クラウドレジ」であることです。インターネット接続で売上データがいつでもどこからでも閲覧・管理できることは、従来のレジやPOSレジにはない、非常に大きな特徴です。

リアルからネットまで
リアルからネットまで

ぼくたちは後者の特徴に着目していますから、今後のスマレジはiPadレジだけではなく、従来のレジやネットショップの売上も含め、あらゆる取引データを集中管理することを目標としています。すごく簡単に言えば、⁠オンライン販売管理サービス」が主軸です。

レジやネットショップは、あくまでもデータの入口(入力手段)として考えられるので、他社製のレジでも構いません。⁠オムニチャネル」のような集客を目的とした多方面展開というよりも、商品在庫と売上の一元管理によって、超効率的な商売のインフラを構築することが目的です。

このようにスマレジはより一層使いやすく、浸透しやすいレジを目指します。

ではまた次回。

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