一月七日は人日の節句。七草粥を食べて心も体もスッキリさせられる、毎年欠かせない行事のひとつです。 一合のお米を七倍のお水で、土鍋を使ってゆっくり炊いていきます。炊きあがったころにみじんに刻んだ七草をパッと混ぜ込むと、さわやかないい香りが。味つけはほんのり塩だけで。 友人と一緒に七草をお祝いするときは、着物に前掛けをキリリと結びます。これでもてなす側ともてなされる側に、ちょっとだけ区別ができるのでした。訪ねてきてくれた友人には席にすわってもらって、ほかほか湯気のたつ土鍋をお膳に運びます。 お正月どうしてた? 今年の計画はどんなかんじ? 前掛けを取ったら一緒に席について、お粥をいただきながら、おしゃべりは尽きません。