タイムラインへ飛び込め!イマドキのTwitter新生活

第2回Twitter最重要単語「フォロー」マスターしよう

こんにちは!今回は、Twitterを楽しむ上でおそらくもっとも大事であり、理解が難しい言葉でもある「フォロー」について、集中的に解説したいと思います。Twitterを楽しめるかどうかは「フォロー」にかかっているといっても過言ではありません。しっかりマスターして、Twitterの世界に足を踏み入れていきましょう!

フォローってなに?

前回も少し書きましたが、フォローとは「誰かのつぶやきをウォッチすること」です。⁠フォローする」⁠フォローされる」といった感じで使われます。まずは、具体的にどうなるのか見てみましょう。

Twitterに登録しただけの状態の場合、Twitterの自分のページでは、自分のつぶやきだけしか見えません。下の画像のような状態です。

図1 フォローしている人がいない状態の画面
図1 フォローしている人がいない状態の画面

誰かをフォローすると、自分の発言に混じって他の人のつぶやきが表示されるようになります。下の画面を見るとわかるとおり、つぶやいた時間が新しい順に表示されます。このリストのことを「タイムライン」と呼びます。ユーザーの間では「TL」と略されることも多いです。

図2 フォローしている人がいる状態の画面
図2 フォローしている人がいる状態の画面

ここで注意したいのが、フォローというのは、mixiなどのSNSのように「友だちとしてつながる」という感覚で行うものではないという点です。あくまでも「ウォッチ」なので、自分がこの人のつぶやきを見たいと思ったときにフォローをします。その人を知っているかどうかは関係なく、自分がつぶやきを見たいと思うかどうかが重要です。

逆に言うと、自分自身も、知っている人からだけではなく、まったく知らない人からフォローされるということがありうることを、まずは知っておきましょう。

どうやってフォローするの?フォローするとどうなるの?

やり方はとてもカンタンです。フォローをしたい人のTwitterのページを開いて、⁠フォローする」ボタンをクリックすれば終了です。Twitterユーザーであれば誰でも自由にフォローができます[1]⁠。

図3 ⁠フォローする」ボタンをクリックすると、すぐに「フォロー中」表示に切り替わる
図3 「フォローする」ボタンをクリックすると、すぐに「フォロー中」表示に切り替わる

フォローすると、フォローした相手に通知が送られます。みなさんが誰かにフォローされたときにも通知が届くことになります。

たとえば、(fuuri)gihyo.jpのTwitterアカウントをフォローするとします。すると、通常の設定であれば、gihyo.jpのアカウント管理者のところに「fuuriがあなたをフォローしました」というメールが届きます。⁠ウォッチ」といっても、相手に知られずにこっそり…というわけではないということです。

図4 フォロー概念図
図4 フォロー概念図

なお、自分がフォローしても、相手が自分をフォローしてくれるとは限りません。基本は「自分がウォッチしたい」という気持ちでフォローしていくと良いでしょう。

フォローする人はどうやって探すの?

まずは友人や知り合いに「TwitterのID」を聞いてみよう

もし自分の友人や知り合いがTwitterをやっているようであれば、まずはその人をフォローするのがよいと思います。Twitterをやっている知人に「TwitterのID」を聞いて、Webブラウザで下記のように入力すると、その人のページが出てきます。自分がTwitterをやっていることを知らせる場合も、自分のIDを人に教えることになりますので、登録時に入力した「ユーザー名」を覚えておきましょう。

  • http://twitter.com/(その人のID:半角英数字)

Twitterをやっている知り合いがいないという方は、⁠自分が興味のあるつぶやきをしそうな人」を探すことから始めてみましょう。探し方のヒントをいくつかご紹介します。

自分の興味のある言葉でつぶやきを検索する

図5 つぶやきの検索窓は、自分のページの右サイドにある
図5 つぶやきの検索窓は、自分のページの右サイドにある

Twitterにはつぶやきの検索機能がついています。公式発表によると、日本語での検索結果は改良中(2009年6月22日現在)のようですが、1単語であれば検索可能です。Twitterの自分のページの検索窓に、自分が興味のある言葉を入れて検索をすると、その単語を含んだつぶやきのリストが表示されます。好きな音楽や食べ物、住んでいる場所など、いろいろな単語で試してみましょう。

図6 Twitterの検索結果画面
図6 Twitterの検索結果画面

自分がフォローしている・いないに関わらず、公開されているすべてのつぶやきから検索されます。出てきたリストを見て、まずはTwitterでどんな風につぶやかれているのか、⁠空気」を見てみるとよいと思います。気になるユーザーがいたら、ユーザー名をクリックしてそのユーザーのページを表示して、フォローしてみましょう!

他にも、下記のサイトでTwitterのつぶやきを日本語で検索できます。

有名人やbotをフォローしてみよう

最近は、芸能人や有名人がTwitterを始める例もちらほら出てきました。そういった方のつぶやきをウォッチするのも1つの楽しみ方です。また、プログラムが自動的につぶやいている「bot(ボット⁠⁠」と呼ばれるユーザーもいます。役立つ情報を配信しているものもあるので、フォローするのもよいでしょう。有名人やbotのリストページをご紹介しておきます。

注目されているつぶやきからフォローしてみよう

Twitterには、つぶやきをお気に入りに登録できる機能があります。お気に入りに登録されたつぶやきをまとめたサイトが、ふぁぼったーです。ここから面白いつぶやきをしている人をフォローしてみるのも一つの手だと思います。

どんな人を、どのくらいフォローすればいいの?

フォローの方針は人それぞれです。自分が興味のある話題をつぶやいている人だけに限定する人もいれば、知り合いだけをフォローする人もいますし、逆に自分が知らないことをつぶやく人を集めて、勉強するという人もいます。Twitterユーザーは世界各国にいますので、日本人以外をフォローするという楽しみ方もあると思います。

まずは自分がどういう風にTwitterを楽しみたいかを考えて、フォローする人を決めていくとよいかもしれません。フォローしている人が50人~100人くらいいると、タイムラインにいろいろな人のつぶやきが流れてきて、にぎやかな感じになると思います。

そして、たくさんの知らない人をフォローする前に、自己紹介と自分のつぶやきを整えることをオススメします(操作方法は次回解説⁠⁠。フォローされた相手も誰にフォローされたのか気になるので、自分のTwitterページを見られることがあるためです。

今回は、⁠自分が誰かをフォローする」ことを中心に解説しました。次回は「自分がみんなにフォローされたらどうするか?」ということについて解説したいと思います。

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