基本的に会社は自転車で通うようにしているのですが、最近めっきり肌寒くなったせいで寒風を全身に浴びながら帰るのが辛く、土日に働いてるときなどは誰も会社にいないからとソファで眠ることがあります。
そういうときに限ってなぜか薄着で出社してたりするので、寒さでなかなか寝付けずに「帰れば良かった」などと後悔しながら寝がえりを何度も打つのです。そして結局眠れず、どうにかして暖をとりながら眠りにつけないかとオフィスに転がっている「着れるもの」を探し始めるのですが、あるものといえば撮影で使った「なまはげの面」とか、外人が汗びっしょりになって着たやつをそのままほったらかしにしている「柔道着」とか、前職を退職するときになぜか渡された「バスローブ」とかしか置いていないのでセレクトの少なさに膝から崩れ落ちそうになります。
とはいえ、眠さも迫りくる中、今さらチャリで自宅に帰る気力もないので、その冴えないアイテムを防寒具として着衣して眠ります。いくら暖をとれるといっても汗臭いのは嫌なのでバスローブを纏い、なまはげの面を装着して誰かがオフィスに来る前に目覚めますようにと祈りながら眠ります。起きたら日曜日なのにすでに働いてる人がいました。