今年2月のバルセロナで開催されたMobile World Congressで、カードサイズAndroid携帯と発表されたソニー・エリクソンの「Xperia X10 mini pro」を入手したので、数回にわたりレポートします。
Xperia X10 mini proとは…
Xperia X10 mini proをご存知ではない方のために、簡単にご紹介します。
Xperia X10 mini proは、ドコモから発売されているXperia X10の小型版で、クレジットカードよりも小さいというのがウリです。スペックは、Qualcomm MSM7227 600MHz プロセッサ、2.6インチ240 x 320のタッチパネル、フラッシュライト付きオートフォーカス5メガピクセルカメラ、128MBストレージ、microSDスロット(16GBまで対応、2GBカード付属)、GPS、無線LAN、Bluetooth、スライド式QWERTYキーボード搭載となっています。
Xperia X10 mini proを手にして最初に感じた印象は「一昔前のSONY製品」でした。
古くさいとかの意味ではなく、少し前のSONYは、他メーカーよりも小さく、尖った仕様の製品が多くラインナップしていました。Xperia X10 mini proの印象は、まさにそれで、掌に収まる本体に多くの機能が詰め込まれており、あの頃のSONY製品に感じた凝縮感がここにはあります。
箱を開けると本体サイズに驚くはず
お決まりのパターンですが、外箱からのご紹介です。
最近のスマートフォンの特徴というべきか、外箱は非常に小さくまとまっています。パッケージを開けると、透明のビニール袋に入った本体が現れます。X10 mini proの本体は、90.0×52.0×17.0mm、120gで、手のひらにすっぽり収まる大きさなので、手に持つとその大きさに驚くはずです。