Software Design 2024年9月号
- 定価
- 1,562円(本体1,420円+税10%) 1,718円(本体1,562円+税10%)
- 発売日
- 2024.8.17
- 判型
- B5
- 頁数
- 184ページ
- ISBN
- 978-4-297-14098-4
サポート情報
概要
第1特集
GraphQLでアプリケーション開発
現場における使いこなし方を徹底チェック
Web APIの開発においてRESTに代わる選択肢として注目されるのが「GraphQL」でしょう。GraphQLは、パフォーマンスや開発生産性の向上が期待されている、APIのためのクエリ言語です。
本特集では、GraphQLを使ったアプリケーション開発について、現場でバリバリ使いこなすエンジニア陣が解説します。基本知識はもちろん、サーバサイド、クライアントサイドの双方から設計・実装例を学び、開発したアプリケーションを実運用していくプラクティスまでを押さえれば、みなさんの実践の手助けになるでしょう。
第2特集
Goのエラーハンドリングと向き合う
ベストな設計戦略を徹底解剖
if err != nilといった比較が頻出する、例外処理がない……。ほかのプログラミング言語から入ってきた人にとって、Go言語のエラーハンドリングはクセの強い仕様になっているようです。シンプルすぎるそのエラー機能を、冗長だと感じる人も多いでしょう。
しかし、このシンプルな言語設計だからこそ、得られるメリットもまた確かにあるのです。本特集では、そんなGoのエラーハンドリングの利点や、そのメリットを最大限活かすためのエラー設計を解説します。
また、Goは標準で持つエラー機能がシンプルであるがゆえに、どのようにエラー処理を実装するのがベストなのか、コードを書いていて迷ってしまうこともあります。そういった疑問については、Q&A形式で疑問と解決策を紹介します。Goのエラー処理のモヤモヤを、本特集で一気に解消しましょう。
目次
第1特集
GraphQLでアプリケーション開発
現場における使いこなし方を徹底チェック
- 第1章:GraphQLとは
利点・注意点を整理して輪郭をつかむ
- 第2章:GraphQL導入
クエリを書いてデータ取得を試してみよう
- 第3章:サーバサイドの実装
TypeScript+Apollo Serverでサーバを構築する
- 第4章:クライアントアプリケーションの実装
GraphQLならではの設計と実装を押さえる
- 第5章:GraphQLアプリケーションの実運用
パフォーマンス改善、セキュリティ対策、APIの進化戦略のプラクティスを押さえる
第2特集
Goのエラーハンドリングと向き合う
ベストな設計戦略を徹底解剖
- 第1章:Goのエラー処理を理解する
「early return」が推奨される理由とその効果
- 第2章:失敗しないGoのエラー設計戦略
エラーの基本からアンチパターンへの対処まで
- 第3章:GoのエラーハンドリングQ&A
エラーにまつわる疑問・モヤモヤを一挙解決
連載
- ITエンジニア必須の最新用語解説
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【6】チャット形式のデータ分析とデータインテリジェンス - あなたの知らないChromeの世界
【8】Webページの表示を高速化するSpeculation Rules API - ぼくらの「開発者体験」改善クエスト
【9】データに基づく意思決定と開発者体験 - 実践LLMアプリケーション開発
【12】LangGraphで開発するAdaptive RAG - AWS活用ジャーニー
【24】Amazon EC2インスタンスへの接続 - Cloudflare Workersへの招待
【10】HyperdriveでDBとの通信を効率化しよう - 基礎からわかるDetection Engineering
【2】Detection Engineeringプロセス - 【最終回】成功するPSIRTの極意
【4】PSIRTを継続するための取り組み - 魅惑の自作シェルの世界
【22】単語の解析の準備 - あなたのスキルは社会に役立つ~エンジニアだからできる社会貢献~
【153】アーバンデータチャレンジ~データの力をまちの力に~