Software Design 2026年2月号
- 定価
- 1,562円(本体1,420円+税10%) 1,718円(本体1,562円+税10%)
- 発売日
- 2026.1.17
- 判型
- B5
- 頁数
- 184ページ
- ISBN
- 978-4-297-15156-0
概要
第1特集
Vibe Coding完全攻略
コードを1行も書かない、新時代のAIプログラミング手法
エンジニアは自然言語によるAIへの指示のみ行い、AIエージェントがコーディングをすべて行うプログラミング手法「Vibe Coding」が話題になっています。AIに大きな裁量を与えることで、その圧倒的なコード生成能力の恩恵を最大限に発揮させられるこの手法は、コーディングと言いながら実際にコードを書くことのない、プログラミングの新たな形と言えるでしょう。
しかし、コーディングをAIに任せるといっても、Vibe Codingを業務に使えるレベルで活用するためには、ソフトウェア開発への深い理解と、適切に問題を発見し修正を指示する能力、そしてVibe Codingならではの課題に対処する必要があります。本特集では、このVibe Codingを使いこなすためのノウハウを、生成AIの登場直後から手探りで可能性を切り拓いてきたエンジニアの方々に解説してもらいます。
第2特集
あらためて学ぶAmazon S3
イベント機能&データレイク機能を使いこなそう
Amazon S3はAWSが提供するオブジェクトストレージサービスです。データ保管・保護・コスト最適化・サービス連携を一体で提供するマネージドサービスとして設計されています。みなさんは、S3を「単なるデータの保存場所」と考えていませんか? S3をデータ中心アーキテクチャの起点としてとらえることで、システム全体をシンプルで自動化しやすい構造にすることができます。本特集では、みなさんが開発・運用の業務でS3を活用するアイデアがひらめくように、「S3をうまく使うための情報やユースケース」を取り上げます。
特別付録
IIJ謹製「インターネット便利帳」
特別企画
Playwrightで実現するE2Eテスト自動化
誰がやっても何度やっても効果のある自動テストを目指して
「Playwright」というWebアプリケーションのエンドツーエンドテストツールの利用が広がっています。その背景には、継続的に自動テストを回せるしくみが整っていることが挙げられます。本稿では、Playwrightを使って「繰り返し実行でき、ソフトウェアの品質維持/向上につながる自動テスト」を実現するためのノウハウを解説します。
特別企画
「LLMのしくみ」発展編(1月号第1特集フォローアップ)
大規模化するLLMの学習・開発を支える技術
本誌2026年1月号の第1特集「LLMのしくみ」では、LLMの基本を理解することを重視し、基本構造、学習プロセス、学習・推論を小さく試すハンズオン、モデルの順に学びました。一方で、実際に私たちが利用しているLLMは大規模であり、GPU資源や学習時間の制約がある中で、効率よく学習する必要があります。本稿では、LLMを実現している技術として、分散並列学習や混合精度による学習、低精度表現、モデルマージといった手法を学びます。
短期連載
Podmanで実践 AI駆動開発のためのコンテナ環境構築入門
【1】AI駆動開発のためのサンドボックス戦略とPodmanの基本
この一年ほどで、環境構築からプログラミングまで多くの作業をAIに任せる開発スタイルが現実的になりました。しかしAIも完璧ではないため、安心してAIに作業を任せられる隔離環境や気軽に試行錯誤できる開発環境が求められています。そんなAI駆動開発に適したコンテナ環境をPodmanで作るノウハウを解説します。
目次
第1特集
Claude Codeの性能を限界まで引き出す!
Vibe Coding完全攻略
コードを1行も書かない、新時代のAIプログラミング手法
- 第1章:Vibe Codingを始めよう
AIによるコード生成は何を変えるのか?
- 第2章:Vibe Codingの戦略とコンテキスト設計
計画・実装・検証の3フェーズを理解しよう
- 第3章:ガードレールによる境界管理と外部ツール/サービスの活用
AIコーディングに正しさを求める試み
- 第4章:Vibe Codingの課題と解決アプローチ
指示不遵守・保守性・コスト問題を解消する
- 第5章:セキュリティを意識したVibe Codingの勘所
開発環境とユーザーの安全性、守るべき2つの軸を意識しよう
第2特集
ただのストレージで終わらせない
あらためて学ぶAmazon S3
イベント機能&データレイク機能を使いこなそう
- 第1章:Amazon S3を上手に使うために
設計思想、構造、利用形態を知る - 第2章:Amazon S3でできるこんなこと
S3を「データを起点とした自動化の基盤」としてとらえる - 第3章:データ基盤の中心にAmazon S3を据える
3つの機能とデータ三層構造から基盤構築を考える
特別付録
- IIJ謹製「インターネット便利帳」
特別企画
- Playwrightで実現するE2Eテスト自動化
誰がやっても何度やっても効果のある自動テストを目指して
- 「LLMのしくみ」(1月号第1特集)~発展編~
大規模化するLLMの学習・開発を支える技術
短期連載
- 【新連載】Podmanで実践 AI駆動開発のためのコンテナ環境構築入門
【1】AI駆動開発のためのサンドボックス戦略とPodmanの基本
連載
- ITエンジニア必須の最新用語解説
【206】Shai-Hulud - 万能IT技術研究所
【45】東京の街が底に隠した、水の流れに会いに行く——暗渠や湧水を地図上に描くと、東京の街が見えてくる - 現実世界を拡張するWebXRプログラミング
【4】Web3Dライブラリを使ってみよう(Three.js編) - ドメイン解体新書
【25】ドメイン管理者が知っておきたいDDoS攻撃とDNSの関係 - ネコ、コード、ネコ
【8】今までで一番ひどいバグ - 【新連載】コミュニケーション・エンジニアリング
【1】議論を前に進めるために使う言葉をストックする - データ分析とSQLエージェント
【2】代表的なベンチマークをのぞいてみよう - プログラミング×AIの最前線
【11】ルールでガードレール、コマンドで自動化——AIエージェント活用の二本柱 - 実践LLMアプリケーション開発
【29】LangChain v1.0のcreate_agentで始めるAIエージェント開発(前編) - AWS活用ジャーニー
【40】Amazon SageMaker AI - 暗号のひみつ
【2】証明書のデータ構造のひみつ - はじめてのオフェンシブセキュリティ
【8】Boot2Root に挑戦してみよう!(Windows編) - インターネットの姿をとらえる
【17】IPv6の現状と未来、「まだIPv4で十分」は真実か? - 魅惑の自作シェルの世界
【39】書き込み禁止の変数 - あなたのスキルは社会に役立つ~エンジニアだからできる社会貢献~
【169】AIによって広がるプログラミングの可能性~90歳現役エンジニア・インタビュー/AIワークショップ