Software Design 2026年4月号
- 定価
- 1,562円(本体1,420円+税10%)
- 発売日
- 2026.3.18
- 判型
- B5
- 頁数
- 184ページ
サポート情報
概要
第1特集
PostgreSQL 18に学ぶデータベース高速化機能
アーキテクチャから見えてくる処理性能向上のヒント
現代のシステムやアプリケーションにおいて、欠かせないものの1つはデータベースでしょう。データをより安全に操作し、より高速に処理することを求めて、データベースは進化を続けてきました。データベースにはさまざまなものがありますが、そのなかでもPostgreSQLは、「バージョンアップを重ねるごとに着実に性能向上している」と好評です。
そこで本特集では、最新のPostgreSQLがどのようなしくみで高速化を実現しているのかを見ていきます。基本的なしくみはもちろん、「高速化機能」「パフォーマンス向上のしくみ」に着目して、最新バージョンの主な新機能までを解説します。最新データベースのアーキテクチャや機能を学べば、自社のシステムのデータ処理性能を向上させるヒントがつかめるでしょう。
第2特集
MCPサーバー開発成功の秘訣
事業戦略・品質・開発効率をふまえたアプローチ
Webサービスを提供している企業は、MCP(Model Context Protocol)を活用することで、自社のサービスをAIエージェントが利用できるようになります。AIによる自動化が広がる中、MCPに対応することはWeb系企業にとって必須の要件と言えるでしょう。しかし、MCPサーバーの開発ノウハウについてはまだ体系的にまとまった情報は多くありません。こういうときは、先行事例から多くの学びを得ることができます。
本特集で紹介する事例を通じて、MCPのビジネス面での利点、開発の流れや技術要素、設計時の考慮事項を知るとともに、AI時代のWebサービスの将来像についても考えてみましょう。
短期連載
Podmanで実践 AI駆動開発のためのコンテナ環境構築入門
【3】ローカルLLMとPodmanで実現する自律コーディング
この一年ほどで、環境構築からプログラミングまで多くの作業をAIに任せる開発スタイルが現実的になりました。しかしAIも完璧ではないため、安心してAIに作業を任せられる隔離環境や気軽に試行錯誤できる開発環境が求められています。そんなAI駆動開発に適したコンテナ環境をPodmanで作るノウハウを解説します。
目次
第1特集
設計力底上げに!
PostgreSQL 18に学ぶデータベース高速化機能
アーキテクチャから見えてくる処理性能向上のヒント
- 第1章:データ処理のしくみと高速化
PostgreSQLの内部構造と機能から理解する
- 第2章:トランザクションとバックアップ
データの整合性と可用性を確保するためのしくみ
- 第3章:オプティマイザーによるクエリの最適化
実行計画の構造・操作方法と統計情報を押さえる
- 第4章:インデックス
検索を高速化するための基本と新機能
- 第5章:並列処理とJIT
実行計画からひも解く処理特性と導入効果
- 第6章:PostgreSQL互換のクラウドデータベースの世界
AlloyDBとCockroachDBから探る、アーキテクチャと性能の実力
- 第7章:PostgreSQL 18の新機能、改善点
非同期I/Oの導入から、UUID v7、管理機能の刷新まで
第2特集
企業事例にみる
MCPサーバー開発成功の秘訣
事業戦略・品質・開発効率をふまえたアプローチ
- 第1章:Webサービス企業のためのMCPサーバー設計ガイド
AIの行動モデルと制約を意識したツール設計
- 第2章:事例1:駅すぱあとAPIのMCPサーバー対応
自然言語での経路探索を実現!
- 第3章:事例2:Sansan MCPサーバーの提供とねらい
今後のビジネスを見据えた設計方針と取り組み
短期連載
- 【最終回】Podmanで実践 AI駆動開発のためのコンテナ環境構築入門
【3】ローカルLLMとPodmanで実現する自律コーディング
連載
- ITエンジニア必須の最新用語解説
【208】FDE(Forward Deployed Engineer) - 万能IT技術研究所
【47】総計4,536ヵ所の源泉を眺める日本全国「温泉の旅」——データ可視化で楽しむ「温泉の科学」入門編 - 現実世界を拡張するWebXRプログラミング
【6】Babylon.jsでWebARを体験しよう ①簡単なWebARアプリを作る - ドメイン解体新書
【27】WHOIS情報公開代行のしくみと情報保護をめぐる議論 - ネコ、コード、ネコ
【10】自宅のネットワーク環境の変遷 - Rustで作るイベント駆動アーキテクチャ
【2】Rustの非同期I/Oの基礎と使い方について - 実録 AIネイティブプロダクト開発
【2】LLMに何を任せ、何を任せないか - データ分析とSQLエージェント
【4】SQLエージェントに知識を追加しよう - 技術選定の舞台裏
【7】グリーの監視基盤 - プログラミング×AIの最前線
【13】Cline創設者Saoud Rizwanに聞く、AIエージェントツール開発競争の今 - 実践LLMアプリケーション開発
【31】LangChain v1.0のcreate_agentで始めるAIエージェント開発(後編) - AWS活用ジャーニー
【42】Amazon SES - 暗号のひみつ
【4】RSA署名のひみつ - 【最終回】はじめてのオフェンシブセキュリティ
【10】アンチウイルスソフトをかいくぐってみよう! - 魅惑の自作シェルの世界
【41】変数RANDOM、SRANDOMとunsetコマンドの実装 - コミュニケーション・エンジニアリング
【3】話が通じないと感じたときのための7つのアプローチ - あなたのスキルは社会に役立つ~エンジニアだからできる社会貢献~
【171】災害現場にエンジニアが飛ぶ——D-CERTとデジタル公共財が変える防災の未来