Software Design 2026年7月号
- 定価
- 1,562円(本体1,420円+税10%) 1,718円(本体1,562円+税10%)
- 発売日
- 2026.6.18
- 判型
- B5
- 頁数
- 176ページ
- ISBN
- 978-4-297-15550-6
概要
第1特集
セキュリティバイデザイン入門
脆弱性に振り回されない設計とコーディングの技術
生成AIの普及や開発速度の加速に伴い、システムのリリース直前にセキュリティ診断を行う後付けの対策だけでは、修正コストの増大やデリバリーの遅延を招く状況が生まれています。脆弱性が急増する現代において、セキュリティを開発プロセスの初期段階から組み込む「セキュリティバイデザイン」の導入が急務です。
本特集では、上流工程でのリスク特定や脅威モデリングの手法から、GitHub Advanced SecurityなどのCI/CDを軸としたセキュアコーディングの実践、さらにはクラウドネイティブやAIエージェント環境におけるゼロトラストなアーキテクチャ設計までを徹底解説。セキュリティバイデザインを現場のメリットへと昇華させ、無理なく続けられる実践的な対策の全体像をひも解きます。
第2特集
教養としての現代インフラ
AIデータセンター基礎講座
今使っているAIサービスの価格が突然上がったら? あるいは、突然サービスが終了したら?
——そう考えると一部のAIサービスに頼りきりではいられないかもしれません。そこで知っておきたいのが、AIインフラ、データセンターです。現代のデータセンターがどのようなものかを知ることは、実務でインフラにかかわらない人にとっても、ソフトウェア開発、ひいては生活を考えるうえで役立つ知識になるはずです。そんな思いから、本特集ではAIデータセンターを取り上げます。基礎的なしくみから現在の動向、AI処理との関係性まで学べる内容です。
目次
第1特集
手戻りを最小化する開発基準
セキュリティバイデザイン入門
脆弱性に振り回されない設計とコーディングの技術
- 第1章:なぜ今、設計からのセキュリティなのか
求められる「当たり前品質」としての安全性
- 第2章:モデル化によるリスク特定と設計方針の確立
Webアプリケーションの脅威モデリングを通じて学ぶ
- 第3章:AI時代におけるセキュアコーディング
AI由来のコードの盲点を見抜き、脆弱性を検出・是正する
- 第4章:開発プロセスに組み込む継続的なセキュリティ対策
ヒアリングの標準化からAI活用、PoCによる現場定着まで
- 第5章:クラウドネイティブ環境でのアーキテクチャ実装
AWS、ゼロトラスト、AIエージェントで実現する安全なシステム構造
第2特集
教養としての現代インフラ
AIデータセンター基礎講座
アプリからGPU、電力、冷却、建物まで
- 序章:データセンターなくしてAIなし!
LLMの学習・推論の性質とAIを支える5つの層を押さえよう
- 第1章:AIインフラの全体像
データセンターの構成要素と構築の勘所
- 第2章:データセンターという施設を知ろう
コンテナ型DCという新しい選択肢
- 第3章:AIの性能をいかに引き出すか
LLMとGPUのしくみから始めるパフォーマンスエンジニアリング
連載
- ITエンジニア必須の最新用語解説
【211】Claude Mythos - 万能IT技術研究所
【50】バンコクの街を覆う「カオスな電線」を解読する!――視覚言語モデルで作る「世界を読み解く」魔法のメガネ - 現実世界を拡張するWebXRプログラミング
【9】Babylon.jsでWebARを体験しよう ④light-estimationを使ってみる - ドメイン解体新書
【30】新gTLD追加で問題発生?ドメイン商標保護の考え方 - ネコ、コード、ネコ
【13】ティーチングアシスタントの話 - Rustで作るイベント駆動アーキテクチャ
【5】tracingクレートで実現する分散トレーシング - 実録 AIネイティブプロダクト開発
【5】プロンプト最適化 - データ分析とSQLエージェント
【7】セマンティックレイヤーとコンテキスト - プログラミング×AIの最前線
【16】AIコーディングエージェントのセキュリティ――モデル境界からアクション境界へ - 実践LLMアプリケーション開発
【34】Agent Client Protocolでエージェントとエージェントを連携させる - AWS活用ジャーニー
【45】実はいろいろできるAmazon S3 - 計算装置としてのGPU
【3】スペックから見るGPUの特性 - 押し上げろ!サイバーセキュリティ!
【3】「できているつもり」を脱却し、本当に機能させるEDR運用術 - 魅惑の自作シェルの世界
【44】ブレースでパラメータ名を囲むタイプのパラメータ展開 - 暗号のひみつ
【7】TLSによる通信データの暗号化 - コミュニケーション・エンジニアリング
【6】自分で調べるか、人に聞くかの境界線 - あなたのスキルは社会に役立つ~エンジニアだからできる社会貢献~
【174】チームで形にしたアイデアを世界へ──TOMODACHI Boeing Entrepreneurship Seminar