E-AGILITY協議会準備委員会は、11月19日(金)に、「E-AGILITY Conference 2010」を開催する。「E-AGILITY Conference 2010」は、日本のシステム開発が抱えるさまざまな問題点の打開策として改めて注目されているアジャイル(俊敏)型のシステム開発手法に焦点を当てたセミナーイベント。
現状の日本のシステム開発は、ユーザ企業側にも開発企業側にも満足すべき状況ではない。ユーザ企業は、驚異的に価格が下がっているハードウェアと比較してソフトウェアの開発費が高いと感じている。また、要件定義のプロセスをできるだけ柔軟にして、競争力あるシステムをタイムリーに開発したいと思いつつ、開発側がその要求に応え切れていないと感じている。一方、開発企業は、コストダウン、柔軟な開発プロセスと言ったユーザ側からの要求に応えたいと思いつつも、リスク回避のために従来型のウォーターフォール型一括請負に終始している感がある。
このような現状を脱却し、ユーザ企業と開発企業の真の相乗効果を実現しなければ、日本のソフトウェア産業の衰退、さらには日本の独自性と競争力すら失うという危惧から、「E-AGILITY Conference 2010」は企画された。
開催概要は以下の通り。
開催日時 | 2010年11月19日(金)13:30~16:30 |
会場 | 文京シビックホール 小ホール |
定員 | 320名 |
参加費 | 無料/事前登録制 |
●プログラム
13:30 | 開場
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13:45~14:00 | [挨拶]E-AGILITY協議会 設立
E-AGILITY協議会 準備委員 |
14:00~14:30 | [フレーミングセッション]そのアジャイル開発は大丈夫か
依田 智夫氏((株)シナジー研究所) 牛尾 剛氏((株)匠BusinessPlace) 長瀬 嘉秀氏((株)テクノロジックアート) |
14:30~15:20 | [基調講演]当社のシステム開発方法論とSIベンダーへの期待
中山 嘉之氏(協和発酵キリン(株) 情報システム部長) |
15:30~16:30 | [パネルディスカッション]ユーザーと開発者、両者がハッピーになる開発手法はあるか、YES or NO!
E-AGILITY協議会 準備委員会 他 |
詳細、申し込みはE-AGILITY Conference 2010公式ページから。申し込み期間は10月27(水)~11月18日(木)。
- E-AGILITY Conference 2010
- URL:http://pw.tech-arts.co.jp/e-agility/