災害時の情報共有としてTwitterはとても便利です。しかし、非公式RTが多く見受けられるため、Twitterから必要な情報を取得するのが難しくなっているという側面が表れています。
そこでTwitterでは、今回の地震の災害に関して発言する方はハッシュタグを利用を心がけ、RTをする方は公式RTを利用してほしい旨が告知されました。詳細は、Twitter公式ブログをご覧いただきたいのですが、現状を取りまとめておきます。
ハッシュタグ
Twitter公式では、以下のハッシュタグの利用を推奨しています。
また、Twitter公式ブログでは言及されていませんが、県名や市町村区名をハッシュタグとして添えて、ツイートするとよいでしょう。以下は参考までに、県庁のサイトで案内されている市町村のURLをもとにハッシュタグを作り、一覧化したものです(そのため、利用されていないハッシュタグもあります)。市町村区名だけではノイズが多い場合には、県名のハッシュタグと組み合わせて利用してみましょう。
被災の大きそうな青森、岩手、宮城、福島、茨城のものを載せてみました。
また、今回の地震により、電気や公共交通機関も影響を受けています。Twitter公式では、これらの情報に対して、以下のように日付を含めたハッシュタグを提案しています。例えば、3月15日の場合、以下のようなハッシュタグになります。
RT(リツイート)
RTについては、公式ブログの文章がとてもわかりやすく説明されているため、引用させていただきます。
多くの方が非公式リツイートを利用されているため、同じようなツイートが重複し、本当に重要なツイートが埋もれています。また、非公式リツイートを公式リツイートと思い込んでリツイートされている方も多く見受けられます。
もしツイートを拡散したい場合は公式リツイートをご利用ください。複数のユーザーが同じツイートをリツイートしても、自分のタイムラインには1つか表示されない仕様になっています。公式リツイートの送信方法、公式リツイートと非公式リツイートとの違いなどの詳しい説明は、ヘルプページにて説明しています
「Twitterブログ: 東北地方太平洋沖地震に関して」より
このことは本当に重要だと思います。編集部の者の実家等でも被災していますが、情報を検索した際、非公式RTや著名人名が検索に引っかかてくるため、検索が難しく感じました。これらをもとに、より情報がスムーズに流れることを祈念します。
なお、公式RTのやり方は、ITMedia Newsの記事「公式RTのやり方 Twitterクライアント別まとめ」も参考になるでしょう。