1月18日、勉強会の祭典「エンジニアサポートCROSS 2013」開催(前編)

1月18日に、勉強会の祭典エンジニアサポートCROSS 2013を開催します。今回と次回の2回にわたり、本イベントを紹介させていただきます。

「エンジニアサポートCROSS」とは

昨年の1月27日に来場者850人、登壇者約100人により開催されたエンジニアサポート新年会2012 CROSSが、今年2013年1月18日にエンジニアサポートCROSS 2013として帰ってきます。⁠エンジニアサポートCROSS(以下、⁠CROSS⁠⁠」は、⁠複数の技術を身につけなければWebサービスは作れない=クロスしないと生きていけない」をテーマとした技術イベントです。

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昨今、Webサービスの開発には企画はもちろんのこと、デザイン・フロントエンド・ミドルウェア、そしてクラウドの台頭によりインフラまで、はてはサービス・システムの改善・運用に対してログの収集やその解析まで、広い知識が必要とされています。これらの技術の習得を一人で行うことは至難の業です。

私がMuninに恋する理由 - インフラエンジニアでも監視がしたい! - from Masahito Zembutsu

それに対する一つの対応策として各種のIT勉強会の活用があります。IT勉強会では人柱とも称される先進的な技術に貪欲的に取り組んだ登壇者が惜しげもなくその知り得たノウハウを共有してくださっています。IT勉強会に参加することで、このようなノウハウを得るための学習の負荷を下げることができます。

IT勉強会の価値の一つはこの「いずれかの技術」のノウハウ共有ですが、実はもう一つ大きな価値が勉強会後の懇親会にあります。懇親会では「いずれかの技術」だけではなく、その技術の周辺や並列に位置する技術との関わりについて語られることが少なくありません。このような話は、技術と技術の加算ではなく、積算のように大きな価値を持つものです。

CROSSは、このような技術 x 技術を懇親会ではなく、パネルディスカッション形式で「クロスセッション」としてメインに据えて行うイベントです。ぜひご自身が関わっている・関心がある技術の一つ隣の技術についての新たな知識を得る場としていただければと思っています。

今回のCROSSでは、前回のセッションのおよそ2倍!となる21セッションが実施されます。セッションの内容はインフラ、クラウド、ネットワークから大規模JS、果てはサービス・システム改善からデータ解析、クロスサイトスクリプティング、デザイン、働き方まで、上から下までIT業界に身をおく方なら聞いて損はないセッションが目白押しで、当日はどのセッションに参加するか目移りすることでしょう。ぜひ、ご友人と一緒にお越しになられて内容を共有してください。どのようなセッションがあるかについてはプログラムをご覧ください。

今回のCROSSはそれだけじゃない!

今回のCROSSは「技術 x 技術」のクロスセッションだけではありません! 新たな取り組みも盛りだくさんです。

X Talk ~気がついたら登壇者になっていた CROSS風アンカンファレンス~

多くのIT勉強会の存在は、登壇者が多いことを意味しています。ですが「恥ずかしい」⁠自分の知識は共有する価値がない」⁠忙しくて時間が取れない」などの理由で、登壇されていないエンジニアも多くいることを知っています。

この記事を読んでくださっている方の中にも、ご自身が所属されている会社に「すごいエンジニアだけど発表されない方」をご存知の方は少なくないでしょう。また、懇親会に出られた方で、登壇していなけれどアルコールが入り和やかな中で価値ある内容の話を聞けた方も多くいるはずです。

今回のCROSSではこのような「価値あるノウハウ」を持っている方を多く聞き出すために「アンカンファレンス(現在はBarCampという項目⁠⁠」という形式にチャレンジしています。もちろん、⁠CROSS風アンカンファレンス」として、趣向を凝らしたいと着々と準備をしています。ぜひ、読者の方々もご自身の発表内容を「しっかり準備」でなくとも、何かしら考えて来られ、アルコールも入った和やかな会場で、闊達な議論の場となることを期待しています。

CROSS VS ~エンジニアのキャリアの一つ「起業」のお手伝い~

就職・転職にならぶエンジニアの一つの道「起業」のお手伝いにもチャレンジします。⁠CROSS VS」は、スタートアップやエンジニアのための、サービスやアプリのプレゼンテーションステージ(ピッチコンテスト)です。このような「お金」にまつわる試みが非常にセンシティブな一面を持つことは認識しています。ですが、エンジニアがビジネスの成功に至る一つの重要な道に進むきっかけとして投資や事業提携があることも事実です。そのきっかけづくりとして、せっかく1,000人ものエンジニアが集まるこのイベントだからこそと思い、コンテストステージを開催いたしました。

CROSS VSではベンチャーキャピタル様およびスポンサー企業様計10社以上に審査員をお願いし、さながら、往年の伝説のオーディション番組「スター誕生!」のテック版となっております。ぜひ新たなスターが誕生する瞬間に立ち会ってみてください!

CROSSへのお誘い

上記のように、今回もクロスセッションが盛りだくさん、なんとトップエンジニアの登壇者だけで100名近くになります。それに加えて、ピッチコンテスト、アンカンファレンス、そして前回同様、エンジニア1000名での懇親会が催されます。ご興味を持たれた方は、お誘い合わせの上、2013年1月18日はエンジニアサポートCROSS 2013に参加し、2012年/2013年の技術総ざらいに加え、新年の抱負を立ててみてはいかがでしょうか。

(本イベントの紹介は、後日公開の後編に続きます。)

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