Webデザイナー、Webエンジニア向けのクリエイティブコンテスト「HTML5 Japan Cup」開催、サイトが公開

4月14日(月⁠⁠、HTML5等のWeb技術の交流コミュニティ「html5j」主催によるWebエンジニアやデザイナー向けのコンテスト「HTML5 Japan Cup 2014」⁠5jCup)の開催が発表され、同日Webサイトが正式公開されました。

開催の発表会見では、同運営委員会で発起人の一人、白石俊平氏からこれまでのhtml5jの活動、そして5jCup開催に至った経緯と思いを語りました。

「Webは今後500年保つ技術、一人でも多くの人がWeb技術に触れられるようにしたい」と語る白石俊平氏
「Webは今後500年保つ技術、一人でも多くの人がWeb技術に触れられるようにしたい」と語る白石俊平氏

2009年に始めたhtml5jは、最初はごく内輪の集まりから始まり、次第に大きな勉強会となり定期的に開催されるようになりました。さらに2011年から毎年開催されている「HTML5 Coference」は今や2,000人を超える大きなカンファレンスに育っています。

一方、あるテーマに沿ったプログラム等の作品を競い合うコンテストは、勉強会で培ったスキルを体系的に形にでき、実際にできあがった作品を世の中に提供できるといった魅力がありますが、運営する側に大きな負担がかかります。

その負担を減らし、大きく盛り上げるために日本中のさまざまな組織や個人を巻き込んだイベントとして企画されたのが「HTML5 Japan Cup」とのこと。html5jとともにメインスポンサーに名乗りを上げたNTTコミュニケーションズをはじめ多くの企業やコミュニティの協賛を得て、最高賞金100万円、優秀賞20万円が3作品、その他副賞やスポンサー賞など30本を超える各賞が集まりました。これによって「エンジニアとユーザ企業の直接的な交流も促すことができる」と白石さんは言います。

審査委員長を務める吉川徹氏。審査委員として超豪華メンバーを揃えるそうです
審査委員長を務める吉川徹氏。審査委員として超豪華メンバーを揃えるそうです

実際の応募は4月23日からHTML5 Japan Cupサイトの応募フォームを通して行われ、6月26日の応募締切、そして7月26日開催予定の表彰式で幕を閉じます。この間にハッカソンやアイデアソンといった参加イベントが毎週のように企画される他、協賛企業による併催イベントも行われる予定です。スポンサー別のテーマや素材などもバラエティに富んでおり、参加者のクリエイティビティを刺激する材料が揃えられています。興味のある方は一度サイトをご覧になって、このイベントの盛り上がりに乗ってみてはいかがでしょうか?

スタッフ、スポンサー一同で記念撮影
スタッフ、スポンサー一同で記念撮影
HTML5 Japan Cup 2014
https://5jcup.org/

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