Qtのフラッグシップイベント「Qt Developer Day Tokyo 2014」5月20日に秋葉原で開催

Digiaが開発元になってから日本で初開催
「Qtの今」がわかるオリジナルイベント

「Qt Developer Day」は、近年車載、医療、産業機器、防衛、コンシューマエレクトロニクス等の分野で、国内外でユーザ数が増加しているマルチプラットフォームGUI開発フレームワーク"Qt"の最新情報に関するセッションやトレーニング、Qtを使用する上でのアドバイスなど、初心者から熟練者までの幅広い層を対象としたイベントで、Qtに関する理解を深めたり、開発者や他のユーザとの親交を深める場となっています。

毎年秋にドイツと北米で開催されており、世界中から数百名の参加者を集めています。Qtのアジア市場での急速な普及と多くのQtユーザからの強い要望を受け、Qt Developer Days 10周年という節目である今年、日本国内での開催が主催のDigiaより発表されました。

NOKIAが開催した「Qt Developer Confernce Tokyo 2011」以来、Qtの開発元のオリジナルイベントは日本では開催されておらず、QtビジネスがDigiaへ移管されて初めての国内でのQtのオリジナルイベントとなります。

「アジア市場はQtのテクノロジー技術の世界的な成長と適応にとって向け非常に重要です。昨年のQt Developer Day Beijingは出席者が400人を超える大成功を収め、中国語圏市場においてQtについての知識がより必要とされていることが明らかとなりました。日本においてはQtが活用されている自動車、医療、産業オートメーション、家電、ロボティクス分野などの産業で膨大な商業需要が見込まれています。当社の目標はアジアにおけるQtエコシステムを育成し、Qt開発者のためのQt Developer Days Asiaイベントを通じて成長促進につなげることです。」と、Digia, Qt、シニアバイスプレジデントのTommi Laitinen氏は述べています。

Digia社のアナウンスによると、Qt Developer Day Asiaとして、日本以外に中国の北京、上海でも開催される予定で、昨年北京で開催された際にも400名以上が参加し、アジア市場でのQtに対するニーズの高まりを感じることができます。

今回は、2014年5月20日(火)に秋葉原コンベンションホールにて終日開催され、午前はキーノートセッション、午後は3会場が分かれ、技術的なセッションとトレーニングが開催される予定で、参加費用は無料となっています。

内容については、キーノートで、Tommi Laitinen氏や、Digia, QtのCTOであり、Qt ProjectのチーフメンテナであるLars Knoll氏が、Qtの今後の展望について講演する他、Digiaの日本でのパートナーであるSRA等がセッションでの発表を行う予定です。

5月リリース予定の新バージョン5.3や今後のロードマップの情報等のセッション以外にも、Qt5.2からQt Mobileとしてサポート開始した、AndroidやiOSについてのトレーニングも開催されます。

開発元のキーマンから直接貴重な情報を得ることや意見交換をできる貴重な場となるので、Qtを既に使っている方、これからQtを利用することを検討している方は、この機会を逃さないようすぐに以下のサイトから登録して、参加しましょう。

Qt Developer Day Tokyo 2014
URL:http://qt.digia.com/jp/

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