本日12月1日より、2015年の技術系Advent Calendarが各所ではじまる

本日12月1日より、プログラマやエンジニア、企業、学生、団体などの有志による2015年の技術系Advent Calendar(アドベントカレンダー)が各所ではじまり、一日目を担当する人の記事が公開されてきている。

一般的なAdvent Calendarは、12月25日のクリスマスを楽しみに待つために、12月1日から24日までのカレンダーの日付それぞれの部分が扉になっており、1日ずつその日の日付の部分を開くと天使や動物の絵などが見えるという仕組みになっている(もちろん、様々なバリエーションがある⁠⁠。

これに発想をえて、技術系Advent Calendarでは基本的に、12月1日から25日までの25日間、特定のプログラミング言語縛りなどの緩やかなルールで、毎日別の人(日付を埋めるために同じ人が複数回担当することもある)が自分のblog等にて記事を書くという形式になっている(特設サイトを用意して、記事をまとめる手法もある⁠⁠。参加者が多い場合には、25日を超えて掲載したり、複数のAdvent Calendarを作ったりする場合もある。

技術系以外のものも含めた記事公開型のAdvent Calendarの数は増加傾向が続いていて、ここ2、3年はAdventarQiitaを使ってAdvent CalendarのWebページを手軽に作成することが多くなっている。また、AdventarやQiitaではカレンダーの1ヶ月表示のUIで参加登録できたり表示できたりするため、使いやすい。特に、主にプログラミングに関する技術系Advent CalendarについてはQiitaを利用したものが多くなっていて、Qiita側も今年は予約投稿できるようにするなど、力を入れている。そのほか、ほとんどなくなってきたが、古くからの手法であるATNDconnpassDoorkeeperPARTAKEなどのイベント参加登録用のWeb サービスを使ってAdent Calendarのページを作り、それを利用しているものもまだ一部ではある。

各Advent Calendarの記事執筆の担当日は、基本的に参加登録時に指定することがほとんどだ。今年は11月上旬から参加者募集の告知が賑わっていたが、まだ参加できそうな技術系Advent Calendarも見受けられるため、ぜひこの機会に参加してみてはいかがだろうか。

主に、OS

主に、デスクトップアプリケーション

シェル(シェルスクリプト含む)、エディタ、IDE、開発環境、バージョン管理、キーボード配列

プログラミング(アート系やモバイルなどは別記)

セキュリティ

テスト

アルゴリズム、競技プログラミング

画像認識、機械学習、深層学習、推論

CMS

その他(プログラミング以外を含む)

サーバ、自動化、仮想化、コンテナ、ネットワーク

クラウドサービス関連

データベースと、データ構造/分析/検索

フロントエンド、Webサイト解析

デザイン

メディアアート系プログラミング、モデリング、DTM

ゲーム製作、VR関連

モバイル(開発以外も含む)

IoT、Make

職種

企業

チーム、コミュニティ、メディア

学校・学生団体

地域

数学、科学

Webサービス

ハードウェア、ガジェット

ライフスタイル

インターネット

編注
上記リストは、技術系のAdvent Calendarを中心にその周辺の話題も含まれるかもしれないものをあわせてまとめたものです。そのため技術系ではないものもありえますが、その場合にはご容赦ください。
上記項目以外で、国内の技術系Advent Calendarをご存知であれば、@gihyojp宛までご連絡いただければ幸いです。

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