2019年11月16、17日の2日間、Movable Typeを中心としたWebカンファレンス「MTDDC Meetup 2019」がヤフー株式会社/株式会社ロフトワークにて開催される。もともとはMovable Type(MT)の開発者、デザイナー、利用者を対象としていたものが、Web/インターネットの進化に伴い、幅を広げ、Web全般の話題を扱うカンファレンスへと成長した。
2日間開催となった今年のテーマは「ゲームチェンジ」。データ中心社会となった現在、CMSの価値がどこにあるのか、どのように活用していくのかをみんなで考えることをコンセプトに、さまざまなセッションが予定されている。
MTの話題から、AI・IoT、コミュニティの話まで~セッションDAY
DAY1となるセッションDAYでは、名前の通り、座学形式のセッションが行われる日として、4トラック20を超えるプログラムが組まれた。
オープニングの基調講演には、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任准教授 常盤拓司氏による「データ社会とCMSの可能性」と題した発表が行われる。発表内容は、来るデータ社会を概観し、その中でのコンテンツ管理システムに期待される役割や将来像について議論するものとなる。
また、クロージングの全体公演では、MT界隈ではおなじみの、シックス・アパート株式会社取締役CTOの平田大治氏が「CMSの未来、MTの未来」と題し、MTDDC Meetup 2019のセッションDAYの締めくくりとして、CMS、そして、MTの未来について展望する。
その他、MTに関するものとして「MTでここまで出来る! WebシステムやWebアプリケーションの構築事例紹介」(株式会社MONSTER DIVEコーポレート室ディレクター 清水貴規氏)や「Movable TypeとIoTをData APIでつなぐ」(フリーランス 藤本壱氏)、AI IoTトラックでの「AI(人工知能)とCMS」(IBM Champion / HCD Net認定 人間中心設計専門家 羽山祥樹氏、Communicationトラックでの「#Backlog と #JBUG の話をコミュニティマネージャーがお届けします」(株式会社ヌーラボ コミュニティマネージャー 谷山鐘喜氏)など、非常に多岐にわたった内容が予定されている。
セッションDAYの内容を、自分ごとに変えていくワークショップDAY
翌11月17日に開催されるワークショップDAYは、会場を株式会社ロフトワークに変え、少人数によるワークショップを実施する。
1日目のセッションDAYで学んだことをさらにイメージし、自分ごととして身に付けられるよう、未来でのCMS活用法をテーマに、「5年くらい先の未来のECサービスを考えるアイデアソン~AIやIoTとの連携など、新しいCMSの可能性を感じる体験を一緒にしませんか?~」として開催される。
「それ、CMSでできるんじゃない?」という問いかけを、参加者同士で考え、アウトプットを行い、共有する。
DAY1、2に関して、詳細や申込みについては下記を参照のこと(DAY1 / DAY2、それぞれ個別の申込みが必要なので注意)。