一般社団法人PyCon JP Associationは、Python Software Foundation(PSF)への寄付と、日本国内企業のアピールの場を両立したオンラインイベント「Python Charity Talks in Japan」を7月4日(土)に開催する。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、この春から開催予定のイベントは中止またはオンライン開催へのシフトを余儀なくされているが、4月中旬に米国で開催予定だったUS PyConも部分的なオンラインイベントとしての開催にとどまり、主催者のPSFはチケット払い戻しやスポンサー料金の返金が発生し、大きく収益を落としている。「Python Charity Talks in Japan」はこの支援のため、日本のPythonエンジニア、Pythonを活用する企業に広く寄付を募り、合わせて企業のアピールを行う場としてPyCon JP Associationが企画したもの。
イベントはZoomを利用したオンライン形式で開催され、参加は有料となるほか、協賛スポンサーを募る。スポンサー収入および参加チケット収入の全額はPSFに寄付される。機材費、各種手数料は PyCon JP Associationが負担する。
「Python Charity Talks in Japan」の開催概要は以下の通り。
また、Platinum(30万円)、Gold(10万円)、Silver(3万円)、Patron(個人:5,000円)の協賛スポンサーも合わせて募集している。スポンサーは金額に応じてパネルディスカッション参加やチケット特典、幕間へロゴ表示等の特典が提供される。
予定されているセッションは以下の通り。
- トーク1「自信を持ってコードを書こう 〜「とりあえず動かす」の一歩先へ〜」陶山嶺
- トーク2「PythonistaのためのコードレビューTips」新井正貴
- トーク3「チームメイトのためにdocstringを書こう」くーむ
- トーク4「pytestによるCIレボリューション」阿部一也
- トーク5「next(ListはIteratorですか?)」成瀬基樹
このほか、ライトニングトークの発表者も募集中。希望者は参加時のフォームに必要事項を記入して申し込む。