プロダクトマネジメントに関する国内最大のイベント、プロダクトマネージャーカンファレンスが10月27日に開催されます。第4回となる今年は、初の試みである「オンライン」での開催となり、より気軽に参加ができるようになりました。
開催にあたり、実行委員諸氏からのコメントは以下のとおりです。
本年のテーマは「見えない未来をリードするプロダクトマネジメント」です。
市場環境やユーザーを取り巻く環境は刻々と変化していきます。予測不可能な未来にどう向き合いプロダクトの未来を描いていくのか。プロダクト開発の第一線で活躍するプロダクトマネージャーの方々が語ります。さまざまな企業に所属するプロダクトマネージャーのみなさんが自社の規模やフェーズにあった知見を得られるよう、国内外のスタートアップからエンタープライズまで幅広い企業のPMにご登壇いただきます。
PMとしてのスキルアップにつながる知識・フレームワークを学べるセッションや、PMのキャリアをテーマとしたセッションもあり、1日でさまざまな角度から気づきや学びを得られるカンファレンスとなっています。
本稿では直前レポートとして、カンファレンスの見どころなどを紹介します。
開催概要
本年は、「Zoom」と「Discord」を用いてのオンライン開催です。タイムテーブルもすでに公開されており、A~Dの4トラック同時進行、合計35セッションと、盛りだくさんの内容となっています。
参加には、あらかじめ専用ページからチケットの購入が必要です。
注目のセッション
まず注目したいのはキーノートセッションである、現東京都副都知事 宮坂 学氏の講演です。ヤフー代表取締役社長(のち取締役会長)などの経歴を持ち、現在は東京の行政DXを推進している氏の話を聞ける機会は多くはありません。
さらに日本マクドナルド株式会社 飯沼 亜紀氏のC-3セッション「ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ」では、プロダクト開発の際、当初立てたビジョンや工程が変化していってしまった時の見通しの立て方について、ヒントを得ることができるでしょう。
また、社名と同名の外国語翻訳ツールでも有名な、DeepLのChristopher Osborne氏のD-7セッション「5 Rules for Growth - How to Scale a Product to 100s of millions of users」では、プロダクトをスケールさせていくにあたっての普遍的な理念を学べます。
他にも、LINE株式会社の稲垣 あゆみ氏(A-3セッション)など国内の著名IT会社から、トヨタグループの国狭 亜輝臣氏、中西 博之氏(C-1セッション)といった他分野の日本を代表する企業、さらにはDropboxのKecin Sung氏とSmartNewsの曽根原 春樹氏の共同講演(D-8セッション)などのグローバル企業まで、多様な業界で活躍する方々のセッションが目白押しです。
詳細はタイムテーブルにてご確認ください!
グッズ販売
オンラインショップsuzuriにて、Tシャツやスウェット、缶バッジなどが販売されています。
前夜祭
10月26日(月)20時から、実行委員による本カンファレンスの見どころなどを紹介する前夜祭が開催されます。登壇者は『ソフトウェア・ファースト』の著者である及川 卓也氏と、当社にて『ゼロから始めるプロダクトマネジメント』を刊行した丹野 瑞紀氏です。
前夜祭は、チケットを購入した方のみが参加できます。くわしくはDoorkeeperからのメールを参照ください。
公式アカウントやハッシュタグで最新情報をキャッチアップ
カンファレンス公式のTwitterアカウントや、Facebookページは次のとおりです。
また、公式ハッシュタグは#pmconf2020です。カンファレンスを盛り上げ、10月27日の当日を楽しんでください!