一般社団法人PyCon JP Associationは、Python Software Foundation(PSF)への寄付と、国内企業のアピールの場を両立したオンラインイベント「Python Charity Talks in Japan」を2月20日(土)に開催する。
PSFは、Pythonを促進、保護、発展させ、Pythonプログラマの多様で国際的なコミュニティの成長を支援し、促進することを目的としている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、各種のイベントが中止またはオンライン開催へのシフトを余儀なくされる中、PSFも毎年のように開催していたPython開発者向け大型イベントが中止となり、大きく収益を落としている。
「Python Charity Talks in Japan」はPSFを支援するため、日本のPythonエンジニアやPythonを活用する企業に広く寄付を募り、合わせて企業のアピールを行う場としてPyCon JP Associationが企画したもの。寄付の金額は100万円程度を目標としている。
イベントはZoomを利用したオンライン形式で開催され、登録、参加は有料(1,000円)。視聴専用でYouTubeライブとしても公開される。合わせてイベント中のトーク候補も募集中、これは過去のPython関連の発表を再現して欲しいという要望に応えるもの。推薦されたトーク案を参考に、トークを決定する。ライトニングトーク発表者も募集中。締め切りはどちらも1月31日(日)。
また、Platinum(30万円)、Gold(10万円)、Silver(3万円)、Patron(個人:5,000円)の協賛スポンサーも合わせて募集している。スポンサーは金額に応じてセッションやトーク枠、ロゴ掲載等の特典が提供される。
スポンサー収入および参加チケット収入から消費税納税分を差し引いた全額はPSFに寄付される。また機材費や各種手数料は一般社団法人PyCon JP Associationが負担する。
「Python Charity Talks in Japan」の開催概要は以下の通り。