国内初となる英語学習エンジン機能を持つSNSサービス「iKnow!」。10月1日にβ版サービスを開始してから、『はてなブックマーク』などのblogを通したクチコミを中心に広がり、2ヵ月間で約2万人のユーザを獲得している、今話題のWebサービス。
「iKnow!」について
同サービスは、脳科学・認知心理学の考え方を取り入れ、記憶の定着を促進することをコンセプトに開発された英語学習アプリケーション。
単語やフレーズをネイティブの発音とともに、イメージや例文を見ながらの暗記法。選択式クイズや反復学習により、単に早く覚えられるだけでなく、記憶が強く長く頭の中にインプットされるという。また、ヒアリング力を強化する“ディクテーション”(ヒアリングを正確に聞き取り/タイピングをする方法)機能も搭載。
そして、同サービスの大きな特徴が、SNS機能を搭載している点。これにより、同じように英語を学びたい仲間や、各コースシリーズのマネージをしている講師とのディスカッションを行うこともできる。
新たにポッドキャスティングとモバイルに対応
12月11日、新たにポッドキャスティング/モバイル対応を開始し、新たに「iKnow! β Ver1.1」として機能バージョンアップを行ったことを発表した。
ポッドキャスティング対応
PC/モバイルの「iKnow!」で学習したレッスンの英単語や例文などが、手持ちのMP3に音声ファイルとして配信される。同サイトの学習エンジンと連動しているので、内容がパーソナライズ化されているのが特徴。
iPod以外のMP3プレイヤーにも対応しているが、iPodの場合はiTunesを使用して、今流れているオーディオのテキストファイルを見ることができるため、より適しているとのこと。
モバイル対応
こちらも同サイトの学習エンジンと対応しており、PCで学習したレッスン内容の続きを呼び出して学習を行うことができる。さらにモバイル上で新たなコースを選択し、その続きをPCで学習するということも可能。
主要3キャリアに対応。なお、ユーザのパケット代を考慮して、現在は音の出ない仕様になっている。
ユーザはこれらの新機能により、個人のライフシーンに応じた英語の学習を進めることが可能になる。
サービス提供元のセレゴ・ジャパン(株)では、今後も新たな機能を随時搭載していくとのこと。
多くの日本人が抱えている“英語コンプレックス”にうまく訴求している同サービス。リリース直後からのユーザ登録者数の伸びからも、人々の関心度の高さが伺える。今後の展開に注目していきたい。
- セレゴ・ジャパン(株)
- URL:http://www.iknow.co.jp/