グレープシティ(株)は2月6日、同社が開発するJavaシステム向けチャート生成機能提供ツール「WebCharts3D」の最新版、「WebCharts3D 5.2J」を3月中旬より発売することを発表した。
WebCharts3Dは、企業システムで使用されるさまざまなデータをチャート表現することで、「見える化」を実現するツール。サポートするチャートは全部で30種類で、135種類のテンプレートが用意されている。開発にあたってはWYSIWYGベースの高機能デザイナを準備しており、デザイナ上でビジュアルやレイアウト編集、各種プロパティの設定を行う。
開発したチャートに関しては、XML形式での出力の他、JSPやJSF、SWINGなど、使用するシステムに合わせたコードが自動生成される。
追加された2種類のチャート
今回のバージョンアップでは、
の2種類のチャートが追加された。
ゲージは、対象データのモニタリングやアラートをわかりやすく表示するためのもので、CRMやSFAといった用途に適している。一方のマップは、地図情報をはじめさまざまなデータをマッピングし、そこにデータを対応させるもので、エリアマーケティングの他、データを分類して表示させる用途に適している。
マルチコアに対応したライセンス体系
さらに、1コアCPUに対するライセンス体系を行っていた従来のサーバ運用ライセンスを、マルチコアに対応したものに変更した。これにより10~40%のコストダウンを実現できる。
基本価格は1開発ライセンス20万7,900円、サーバ運用ライセンス(シングルコア1CPU)55万4,000円~となっている。
- グレープシティ(株)
- URL:http://www.grapecity.com/japan/webcharts/
WebCharts3Dのもつさまざまなチャート表現