ヌリテレコム(株)は1月31日、サーバ/PC/ネットワーク統合運用管理ツール「NASCenter Net-ADM V3」を発売した。 同製品は、ネットワーク監視/サーバ監視/資産管理を一括して行うことができるソフトウェア。管理したいPCにエージェントをインストールすることで、さまざまな情報を一括して管理することができる。エージェントの情報はマネージャをインストールしたPCにより処理され、コンソールからGUIで運用管理を行う。 エージェントとしてはWindows/Linux/UNIXサーバが登録可能で、プロセス/サービス/イベントログ/ログファイルなどさまざまな項目を監視できる。さらに、クライアントPCもエージェントとして登録可能で、ソフトウェア/ハードウェア資産の管理やソフトウェア配布、ソフトウェアの使用制限なども行える。この他、ネットワーク機器の稼働状況なども監視可能。 新バージョンになり、GUIにリボンインターフェースを採用し、より直感的に操作できるようになった。また、やり取りされる情報を暗号化するなどセキュリティも強化されている。さらに、対応OSとしてWindowsマネージャにはWindows Server 2008、コンソールにはWindows Vistaが新たに追加された。64ビットOSについても将来対応する予定。価格など詳細は同社Webサイトを参照のこと。 NASCenter Net-ADM V3のマップウィンドウ。管理しているPCが一覧できる。ウィンドウの背景は自由に変更できるので、部屋の見取り図を背景にして視覚的に把握することも可能 ヌリテレコム(株) URL:http://www.nuritelecom.co.jp/