(株)トランスウエアは2月19日、CLOUDMARKスパムフィルタと機械学習理論に基づくSVM(Support Vector Machine)を搭載したアンチスパム製品「Active! hunter 3.0」を発表した。
「CLOUDMARK」は日本のISPトップ10社中8社が採用しているコラボレーション型スパムフィルタエンジン。ユーザから寄せられるスパムメール情報を基に、メールがスパムか否かを判断するための情報をデータベースに登録し、それらを参照することでスパムメールを特定する方式を採用している。
CLOUDMARKフィルタは変異種も含めたすべてのスパムメールを自動で瞬時に検知する「Advanced Message Finger printing」と呼ばれる技術を搭載。スパムメールの内容や言語ではなく、メール中の変更不可能な部分に焦点を当て、スパムメール特有の特徴情報である「フィンガープリント」をデータベースに登録することによって、スパムメールによる攻撃を限りなくゼロに近づけることが可能。言語や文章に依存していない判定方式のため、画像スパムやPDFスパムにも威力を発揮する。
また、従来から搭載されているベイジアンフィルタ「SVM(Support Vector Machine)」学習エンジンの日本語スパム判定率が大幅に強化されている。
同社では「Active! hunter」のアプライアンスモデルの発売も3月末に予定している。
- トランスウエア
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