マイスペース株式会社は3月27日、同社のSNS「MySpace」において国内の開発者向けプラットフォーム「MySpace Developer Platform」(MDP)の展開を開始した。同プラットフォームは、3月5日、先に米国で発表されたものの日本対応版の位置付けとなる。
各種APIを公開
MDPは、MySpaceのAPIを、外部開発者向けに公開することで、開発者自身が利用できる開発プラットフォームとなっている。これにより、MySpace上で稼働する新規のWebアプリケーションが開発できるようになり、ビジュアルデザインやインターフェースではなく、機能レベルでのカスタマイズが可能となる。
公開されるAPIセットは、
- OpenSocial API(MySpace拡張機能を含む)
- REST API(外部アクセス用)
- ActionScript API
の3種類。
開発したアプリケーションは、
- アプリケーションプロフィール
- プロフィールページ
- ユーザホームページ
- アプリケーションギャラリー
- キャンバスページ
の5ヵ所への表示が可能となっている。
OpenSocialに準拠
MDPの大きな特徴の1つに、OpenSocialへの準拠が挙げられる。これにより、他のSNSやWebサービスとの連携が取りやすくなり、開発者の負担を軽減できる。また、標準に準拠することで品質向上が期待できる。
開発されたアプリケーションは、国内向けConsumer Application Galleryにて公開されている。
- マイスペース株式会社
- URL:http://jp.myspace.com/