ユーテン・ネットワークス(株)は、1Gbpsで流れる高速ネットワークのパケットを取り込みリアルタイムで解析/表示できる「リアルタイム・ネットワーク監視システム」の受注を開始した。
同システムの基本コンセプトは、通信運用のトラフィックのリアルタイム可視化・管理機能をもたらす、コストパフォーマンスの高い通信完成システムを提供すること。従来のネットワーク監視は5分単位でトラフィックを計測する手法が一般的であるのに対し、「リアルタイム・ネットワーク監視システム」は秒単位でトラフィック情報の収集/解析/可視化を実現する。これにより、障害対応時間を大幅に短縮し、サービスの運用効率を向上することができる。
同システムに含まれる製品は以下の通り。
- GigaFlow Manager
- トラックのフロー情報を収集し、リアルタイムに統計情報をWeb GUIに可視化するアプライアンスサーバ。標準価格は600万円~。
- GigaStorage Manager
- 複数の計測ポイントから全キャプチャパケットデータを収集し、プロトコル別に検索機能を提供するアプライアンスサーバ。標準価格は550万円~。
また、「リアルタイム・ネットワーク監視システム」を実現するためのキーデバイスであるGigaPcapの第2世代となる「GigaPcap V2」(標準価格160万円)も同時に発売される。
- ユーテン・ネットワークス
- URL:http://www.u10networks.com/