アックス、自社の組込みOS群とARM純正開発ツールとのバンドル製品の提供開始

⁠株⁠アックスは、2008年4月24日、英ARM社純正開発ツールの「RealView Development Suite(RVDS⁠⁠」のVAR(Value Added Reseller)になったことに伴い、同社の組込みOS群との組み合わせによるバンドル製品の提供を開始した。先に、マルチメディア機器向けaxLinuxとリアルタイムOS「POSIX準拠RTOS」が対応し、実時間指向OSXTALも対応する予定。

ARMアーキテクチャ対応のaxLinuxに対してRVDSを利用することで、組込みLinux機器において次のようなメリットがあるという。

  • RealView Debugger/RealView ICEのサポート
    カーネルデバッグ機能によりカーネルおよびデバイスドライバや割込み処理のデバッグが可能
  • axLinux用アプリケーション作成機能
    axLinuxSDK付属のgnuツールと比較し、より小さなサイズのコードが出力される(カーネルのビルドはgnuツールを使用)
  • 統合開発環境Eclipseを採用
    Eclipseからターゲット上のアプリケーションをビルド/デバッグ可能
  • GPLライセンスを意識しないアプリケーション開発
    ARM純正コンパイラを使用するため、GPLライセンスを意識することないアプリケーション開発が可能
(株)アックス
URLhttp://www.axe-inc.co.jp/

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