民生用ロボットといえば、昨今はお掃除ロボット「ルンバ」などサービスロボットの話題が多く、人型のパートナーロボットは市場拡大への期待が高まる一方で、なかなか進展していない。これはロボットに関連するアプリケーションの開発が進んでいないのが理由だと言われている。
このような状況の中、(株)ゼットエムピーは、同社が開発した人型二足歩行ロボットnuvo(ヌーボー)のソフトウェアAPI、およびソースコード、電気回路図などを参加ユーザに対して公開する「nuvoソースコード公開プログラム」を開始した。
同プログラムは、nuvo本体(16万8,000円)にnuvoの分解・組み立て・歩行調整・メンテナンスの講習(3日間)を含んだプログラムのパッケージ価格25万7,250円で、限定50台で販売される。
同社は、2005年からnuvoを販売する中で、上位アルゴリズムの研究・開発用プラットフォームのニーズを収集しており、さらに家庭向け製品として完成度を高めるために、各種センサや無線LANなどの機能を備えるnuvoのAPIとソースコードを公開することで、新たな製品開発へとつなげていくという。
- (株)ゼットエムピー
- URL:http://www.zmp.co.jp/
- nuvoソースコード公開プログラム
- URL:http://nuvo.jp/open/nuvo_open.html