(株)Predictionは8月6日、「予測市場」という手法を利用し、近い将来に起こるであろうできごとを予測して掲載するWebメディア「あした新聞」を公開した。このサービスで未来予測に利用している手法は、「予測市場」というもので。欧米では数々の利用事例がある。予測に利用されるのは「群衆の叡智」とも言われる大勢の意見が結集したもの。設定された質問に対し、ユーザが以下のような方式で回答することにより収集される。
- ストック[株]方式
- 株式市場のような方式で、予測される結果を“購入”し、結果が正しかった場合に“払い戻し”を行う。
- ベット[投票]方式
- 競馬で購入した“馬券”の枚数に応じてオッズが決定するように、予想される結果に投票された数量で正答時の“金額”が決定される。
- ウォック[記入]方式
- 予測される結果を言葉で記入する。こちらは上記2つの選択肢にもなる。
これらの方式には仮想的な貨幣が利用される。
得られた回答を分析し、予測結果を現実のニュースのように「あした新聞」に掲載する。また、現在進行中のニュースの進展を予測し、結果を現在のニュースと並べて紹介したり、株価の明日の終値と1ヵ月後の為替の価格を予想し掲載する。
今後も、SNSシステムの導入や携帯電話でのサービスの開始など、さまざまな拡充を図っていくとのこと。また、ユーザが得た仮想貨幣を品物と交換できるようなしくみも構築したいとのこと。会員登録など詳細は同社URLを参照。
- (株)Prediction
- URL:http://prediction.jp/