日本セーフネット(株)は9月5日、今年2月に完了した米Ingrian社買収によるアプリケーション、データベース、ファイルサーバに対する暗号化ソリューション「DataSecureシリーズ」(アメリカではDELLやSTARBUCKS等大手小売店などのデータベース暗号化で利用されている)を自社ラインナップに統合し、あらゆる場面でのデータ暗号化を提供するエンタープライズ・データ・プロテクション(EDP)を発表した。これにより、個人情報保護および情報漏洩対策が同社の製品により包括的に提供されることとなった。
近年施行された個人情報保護法やクレジットカード業界のPCI-DSS準拠の動きを受け、様々なソリューションが市場に登場しているが、すべてのロケーションに対する対策を取らない限り、情報の漏えいを100%防ぐことは難しい。また、ユーザからしてみれば複数の異なる会社の製品を取り扱うことはサポートの面でも負担が大きく、また製品同士の互換性においても考慮が必要となってくる。
そのような場面において、今回発表されたEDPソリューションを適用することのメリットは非常に大きく、iKeyとProtectDriveの連動によるシングルサインオン→HDD複合化といった、ユーザの利便性とセキュリティを両立したソリューションが実現可能となっている。
なお、EDPで具体的にデータ暗号化が可能な範囲および対応製品は以下のとおり。
- 日本セーフネット(株)
- URL:http://jp.safenet-inc.com