エスエムジー(株)は、Javaシステムの品質診断/改善ツール「ENdoSnipe(エンドスナイプ)」のバージョン3.5を10月24日から販売する。
同製品はシステムに潜むパフォーマンス問題や品質問題を簡単に「見える化」するツール。Javelin(JAVa Extensible Logging INfrastructure)テクノロジにより、ソースコードをいっさい変更することなく、アプリケーションの実行情報(ログ)を取得する。ログの取得に伴うパフォーマンスの低下は、2~3%で、従来のプロファイラやデバッガと異なり、アプリケーションの実行時に致命的なパフォーマンス低下は発生しない。
6月27日に一般販売を開始した同製品のバージョン3.4 は、約3ヵ月の間に100本を超えるライセンスを販売した。バージョン3.5ではユーザの要望を多く取り入れ、スレッドのブロックやメモリリークといった解析の難しい問題の診断や解析の効率化など、機能をさらに強化。要望が多かったサポートサイトも公開し、ライセンス管理や最新情報へのアクセスを容易に行えるようにする予定。
価格は1ライセンスあたり69万円(保守料込み)。サポート期間中は常にENdoSnipeの最新版と同社の技術サポートが利用可能。また同社では、ライセンス販売以外にもENdoSnipeを用いた障害解析教育、コンサル、障害解析サービス、システムテストも提供している。
- ENdoSnipe
- URL:http://endosnipe.smg.co.jp/
- エスエムジー(株)
- URL:http://www.smg.co.jp/