リネオソリューションズ、組込みLinux高速起動ソリューションのバージョンアップを発表

リネオソリューションズ⁠株⁠は組込みLinuxの高速起動ソリューションの新バージョン「Warp!! 2」を発表。新機能の追加や対応CPUラインナップの強化などを行った。

今回追加された新機能は以下の通り。

  • 保存対象となるメモリサイズをさらに縮小
    スナップショットの保存対象メモリを32Mバイトから19Mバイトに圧縮(Armadillo-500の場合)
  • スナップショットの圧縮をサポート
    約1/2に圧縮可能(圧縮率はスナップショットデータに依存)
  • 複数のスナップショットのハンドリングをサポート

また、今回のバージョンアップで対応したCPUアーキテクチャは以下の通り。

ARMCortex-A8(OMAP3)/ARM1.1(i.MX31)/ARM9(TMS320DM355[DaVinci⁠⁠、AT91SAM9263)
SuperHSH-4/SH-4A/SH-4AL(SH7722)
Power ArchitecturePowerQUICC Ⅱ Pro(MPC8313E)
MIPSMIPS32R2(対応中)

なお、同製品は11月19日よりパシフィコ横浜で開催されるEmbedded Technology 2008(ET2008)にてデモ展示される予定。

リネオソリューションズ⁠株⁠
URL:http://www.lineo.co.jp

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