キヤノンITソリューションズ(株)は11月4日、POP型スパムメール対策アプライアンス「SpamChecker」に、バックグラウンドでスパムメール検査を行うパフォーマンス向上機能「Smart Pre-Scan」を搭載した新版の販売/サポートを開始することを発表した。価格は50ユーザ25万円~。
「SpamChecker」は、トランスペアレントモード(透過モード)で動作することで、従来導入が困難だったSOHOや小規模企業でも導入が容易な製品。
今回発表された新バージョンの搭載された「Smart Pre-Scan」機能では、クライアントからのメール受信要求に含まれるアカウント情報を自動でキャッシュし、SpamChecker本体が定期的にメールサーバよりメールを受信、スパムメール検査を行う。そのため、クライアント側では随時検査が完了したメールを受信することが可能となる。
このため、メール受信時にリアルタイムでスパムメール検査を行っていた従来版と比較し、3倍以上のパフォーマンスを実現している(検査済みメール受信時/同社調べ)。また、あらかじめメールを受信する際に、メールサーバに対してメール削除要求を行わないため、SpamCheckerに障害が発生しても、メールを紛失することはない。
なお、今回の発表にともない、今年の12月26日までの期間限定で、50ユーザまで利用可能な「SpamChecker 50」を特別キャンペーン価格の19万8,000円で提供する。
- キヤノンITソリューションズ(株)
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