NEC(株)とNECアクセステクニカ(株)は10月29日、11nテクノロジーを採用することにより最大150Mbpsを実現した、11b/11g対応の高速無線LANルータ「AtermWR4500N」を発表した。
同製品は「11nテクノロジー」を採用しているのが大きな特徴で、11gの3倍となる最大150Mbpsを実現しながら、価格を同価格帯に抑えている。これは、本来IEEE802.11nが想定してる2ストリームの利用を1ストリームに抑えながら、速度を維持する技術により可能になった。従来のDraft 11n対応製品とも通信可能。
また、AES/TKIPとWEPの混在させて利用可能な「マルチSSID」機能を持ち、WEP対応機器を利用する際のみWEP対応のSSIDを有効にするなどの運用が可能になっている。この他、アンテナ内蔵ながら距離が離れても通信速度の減衰をできるだけ防ぐ技術や、簡単に子機や無線LAN対応製品とのセキュアな通信設定を行える「らくらく無線スタート」などの機能も搭載されている。
出荷は11月下旬から行われる予定。また、USBスティック子機がセットになったモデルも販売される。
詳しくはAtermシリーズ製品サイトを参照のこと。
- NEC(株)
- URL:http://www.nec.co.jp/
- NECアクセステクニカ(株)
- URL:http://www.necat.co.jp/