コベリティ日本支社は4月14日、業界初のソフトウェアビルド解析モジュール「Coverity Build Analysis」を含む新解析スイート、「Coverity Integrity Center」の販売を開始することを発表した。ソフトウェアの問題から生じる製品の不具合やリコールを削減したい企業が、ソフトウェアの変更をより迅速に、かつ低リスクで行うことができ、効率的な開発が可能となる。
同製品に含まれる各製品概要、機能は以下の通り。
アーキテクチャ解析
ソフトウェアの変更を低リスクで行い、コンポーネントを簡単に再利用できるよう、ソフトウェアの設計を解析。アーキテクチャを視覚化し、コストのかかる違反やデータ消失の原因となる隠れたバックドアなどを特定する。
静的解析
ソースコードを解析し、製品出荷の遅れやリコールの原因となる欠陥を特定する。セキュリティ欠陥を開発工程の初期段階で検知するので、セキュリティ監査チームが開発作業のやり直しに時間を取られず、製品の技術革新作業に支障をきたすことがなく監査できる。
ビルド解析
ソフトウェアビルドを解析し、製品出荷の遅れの原因となるソフトウェアのアセンブリにおける問題や非効率性を特定する。完成品のすべてのオープンソースコンポーネントが文書化されており、セキュアであることを保証する。
動的解析
テスト環境で実行し、複雑なマルチスレッドの並列処理の欠陥や、テストや出荷を大幅に遅らせるソフトウェアの問題を引き起こすクラッシュを特定するため、アプリケーションを解析する。
- コべリティ 日本支社
- URL:http://www.coverity.com/html_ja/