ロボットビジネス推進協議会、メカトロニクス/ロボット検定(ロボ検)開始─第1回は2009年6月20日実施

ロボットビジネス推進協議会は4月21日、メカトロニクス分野、ロボット分野の技術スキルを現在の産業ニーズに合わせて体系化し、エンジニアの技術向上を目指すことを目的に「メカトロニクス/ロボット検定(ロボ検⁠⁠」を開始することを発表した。

第1回目は2009年6月20日に実施

同検定は、年2回(6/11月)行われる。第1回目は、2009年6月20日に実施。ただし、学校や企業での団体受験については6月15日~26日の間に実施される。試験概要および受付方法については下記を参照。

第1回公開受験 個人受験実施概要(2009年6月20日実施)

受検時間:
13:00開場、14:00試検開始
受検会場:
大手町野村ビル17F
〒100-0004 東京都千代田区大手町2-1-1(アクセスはこちら
出題数:
45~50問(予定)
制限時間:
90分
受検定員:
500名
受検料:
アカデミックプライス4,900円、一般8,800円
検定方式:
多肢選択問題マークシート解答
申し込み受付期間:
4月21日~5月31日
申し込み手順:
ロボ検 個人受験のページを参照

第1回指定会場受検 団体受験実施概要(6月15日~6月26日)

※3名以上の団体であれば会場を指定可能

受検日時:
上記期間内の指定日
受検時間:
指定時間による
受検会場:
学校・企業などにおける施設内を利用
受検条件:
学校、企業または有志団体で3名以上の一括申し込が可能であること
申し込み手順:
ロボ検 団体受験のページを参照

横断的な知識セットを身に付けるために

今回の検定開始の発表にあたり、⁠株)FRI代表取締役(現富士重工業⁠株⁠相談役)竹中恭二氏は「従来の工学は、各分野ごとに縦割りになっていることが多くありました。しかし、現在、ソリューションとなっている制御工学や医療工学の進化・発展には、横の体系作りが重要となります。そのため、ロボットエンジニアは、システマティックに広い範囲の視点を持っていかなければなりません。今回の検定では、横断的な知識セットを身に付け、エンジニア自身が自分の特性分析を知ることが可能となります。そして、その結果から、エンジニアのモチベーションが高められ、業界の向上につながるような検定試験にしていきたいです」とコメントした。

ロボット検定の特徴(ロボット検定 ホームページより引用)
ロボット検定の特徴(ロボット検定 ホームページより引用)
メカトロニクス/ロボット検定 記者発表会に出席した関係者。左から、ロボットビジネス推進協議会事務局長 飯倉督夫氏、⁠株)FRI代表取締役 竹中恭二氏、⁠株)ロボテスト代表取締役社長 谷口恒氏。
メカトロニクス/ロボット検定 記者発表会に出席した関係者。
メカトロニクス/ロボット検定(略称:ロボ検⁠⁠ 概要
主催 ロボットビジネス推進協議会
後援 (社)日本ロボット工業会、⁠独)科学技術振興機構(予定⁠⁠、⁠社)日本機械学会(申請中)
運営 ⁠株⁠ロボテスト http://www.robotest.jp/
当検定の目的 ロボット技術を産業ニーズにあわせて体系化し、メカトロニクス・ロボット技術者の人材育成への指標を確立。ならびに同分野の優秀な技術者の育成・輩出に寄与
主な対象者 大学生、高等専門学校生、企業の若手エンジニア・研究者

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