(株)テックスタイルは、「群衆の叡智」の活用に関する現状と事例を紹介し、その将来の可能性を探る公開討論会『群衆の叡智サミット 2009』(Wisdom of Crowds Summit2009)を5月26日(火)に開催する。4月24日より申込み受付を開始した。
『群衆の叡智サミット』は、2007年11月に第1回を開催。産・官・学の各分野で活躍する第一人者をパネリストに迎え、「群衆の叡智」とは何か、また、その可能性について議論した。第2回の『群衆の叡智サミット 2008Spring』では、インターネット、企業内での「群衆」の行動から興味深い発見を引き出した実例について、経済活動への積極的な影響の可能性について議論された。
昨今の社会システムの激しい動きの中で、「群衆の叡智」に起こりつつある変化、そしてこれを活かす視点について「群衆の叡智サミット 2009」では、新しい論客をパネリストとして迎え、最近の実例やアプローチを、専門的な研究、仕組みの実装、マーケティング、経営などあらゆる視点から切り込む活発な討論を行う。
開催概要は以下の通り。
公開討論会「群衆の叡智サミット2009」(Wisdom of Crowds Summit 2009)
主催 | (株)テックスタイル |
会場 | 時事通信ホール |
開催日時 | 2009年5月26日(水)13:00~16:30 |
プログラム | 12:00 | 受付開始/開場 |
13:00~ 13:05 | オープニング チェア
岡田良太郎(株)テックスタイル代表取締役 |
13:05~ 14:40 | セッション1 「群衆」における情報の流れの変化-供給過多時代における情報、利用技術にまつわる変化 |
14:50~ 16:20 | セッション2 「群衆」による変革のポテンシャル-新しい価値の発見と創出の実際と将来の可能性 |
16:20 | クロージング |
16:30 | 終了 |
参加費 | 事前申込5,000円(税込)
当日参加7,000円(税込、ただし当日空席がある場合のみ) |
申込方法 | 公式Webサイトからお申し込みフォームにより受付
定員150名(先着順に受付、定員になり次第締め切り)
定員となり受付を締め切った場合は、当日申込はなし。 |
主要パネリスト/ コメンテーター(敬称略) |
- 高須賀宣(LUNARR Inc)
- 元サイボウズ社長。群衆の感覚の集約に関連して、現在、アメリカ・オレゴンの同社にて、ユニークなチャレンジを展開しておられる。
- 鷲田祐一(博報堂)
- 博報堂フォーサイト。東京大学博士課程などにおいて、群衆の中での情報伝達のメカニズムについて、興味深い研究成果を持っている。
- 佐々木俊尚(ITジャーナリスト)
- ジャーナリズムについての教鞭をとる。「ブログ論壇の誕生」「ウェブ国産力」「起業家2.0」「Google」などの著書で知られる、ITジャーナリスト。
- 眞木正喜(日立システムアンドサービス)
- 日立システムアンドサービス常務。同社は、知の流通のコンセプトでの戦略展開を展開。経営者としての長い経験から、群衆の意見集約によるレバレッジへの可能性を語る。
- 戸上浩昭様(iUG / intra BLOG/SNS Users Group)
- iUGの活動で知られる、某医療器具メーカのマーケティング担当。企業内のソーシャルツールによる情報の共有の経験から、企業内での情報流通の活性化に関し、明確なコンセプトを構築してきたことで知られる。
上記に加え、これまでのパネリストも議論に参画する予定。 |
- (株)テックスタイル
- URL:http://techstyle.jp/wocs/