米Appleは6月8日(現地時間)、米カリフォルニア州サンフランシスコで開幕したWWDC(ワールドデベロッパカンファレンス)のキーノートにおいて、MacBookのアップデートとMac OS X Snow Leopardのリリースを発表した。
同社のノートブック製品となる「MacBook Pro」ファミリーはラインナップが一新され、それぞれの内部スペックが強化されたほか、FireWireポートの復活、SDカードスロットの内蔵、新開発のバッテリーによるバッテリー寿命の強化などの改良が行われた。またBTOではSSDの搭載を選択できる。
MacBook Proは標準構成でそれぞれ13インチで134,800円、15インチで188,900円、17インチで278,800円。同日より販売が開始されている。
一方新たなMac OSとなるSnow Leopardでは、すべてのアプリケーションが64ビットで動作するようになり、インストールサイズが大幅に縮小された。大きな新機能の追加は行われなかったものの90%ものプロジェクトが更新され、Mail等においては米MicrosoftのExchangeに標準で対応している。
またこれまでベータテストが行われていたSafari 4も正式にリリースされた(Leopard版、Windows版も含む)。
LeopardからSnow Leopardへのアップグレードはシングルユーザーライセンスは29ドル、一家5人まで使えるファミリーパックは49ドルとなる。リリースは9月の予定。
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