Linuxの成長加速に取り組むグローバルな非営利団体The Linux Foundation(LF)は、10月21~23日に開催される「第1回 Japan Linux Symposium」( JLS)の参加登録受付を6月29日より開始した。8月31日までの早期登録者には、参加料300USドルが200USドルになる割引特典が適用される。
また、同シンポジウム初日には、Linux創始者Linus Torvalds氏、Rubyの創始者まつもとゆきひろ氏、「 ウィキノミックス」の共著者Anthony Williams氏らによる基調講演を、別会場のANAインターコンチネンタルホテル東京にて行う。この基調講演の参加費は無料。基調講演のみの参加登録受付も同時に開始された。
参加登録は同シンポジウムの概要案内 から。
「第1回 Japan Linux Symposium」開催概要
開催日程 2009年10月21日(水) ~23日(金)
会場 秋葉原コンベンションホール
目的 Linux/オープンソースソフトウェア(OSS)に関わる世界トップレベルの開発者、企業技術者、最先端利用者が会同する中での技術発表と意見交換の場を提供する。また、カーネルメンテナの特別講演、チュートリアルなどとも併せて知識を習得し、開発コミュニティの人々とのネットワークを形成する機会を提供する。
内容 基調講演、カーネルメンテナの特別講演、技術発表、チュートリアル、Birds of a Featherセッション、ミニサミットなど4トラック、全体で約60セッションを予定。プログラム詳細は順次Japan Linux Symposium Webサイト にて公開。
参加費 300USドル(早期登録割引、会員割引などあり) 。初日の基調講演のみ参加費は無料。
参加者 約2,000名(予定) 、Linuxおよびオープンソースソフトウェアに関心を持つすべての開発者、Linuxユーザ(企業の技術者、経営者) 、学生、報道関係者
参加受付期間 2009年6月29日~10月16日(予定/米国太平洋時間)
※8月31日(米国太平洋時間)までは、早期登録期間、特典割引料金200USドルで参加可能。
受付方法 Japan Linux Symposium Webサイト にて登録可能。
※1回の登録により、「 第1回 Japan Linux Symposium」のすべてのセッションへの参加が可能となる。
「第1回 Japan Linux Symposium」基調講演概要
テーマ OSS/Linuxが拓くオープン・イノベーション
日時 2009年10月21日(水)13:00~17:00
場所 ANAインターコンチネンタルホテル東京 地下1階 プロミネンスの間
主催 日本OSS推進フォーラム、IPA(独立行政法人情報処理推進機構) 、The Linux Foundation
内容
①「Linux; その歴史、開発の仕組み、オープン・イノベーションにおける意味」
Linus Torvalds氏(Linux創始者、The Linux Foundationフェロー)
Jim Zemlin氏(The Linux Foundationエグゼクティブ・ディレクター)
②「Ruby; 開発の背景、特徴、グローバルな展開と今後の展望」
まつもとゆきひろ氏(Ruby創始者)
③「How Mass Collaboration Changes Everything」
Anthony Williams氏(『 ウィキノミックス』共著者)
※内容に関する詳細は後日発表予定。
参加費 無料(要事前登録)
参加登録 Japan Linux Symposium Webサイト にて登録可能。
Japan Linux Symposium
URL:http://events.linuxfoundation.org/events/japan-linux-symposium/
The Linux Foundation
URL:http://www.linuxfoundation.jp/