Brightcove 3日本語版リリース、無料トライアルを開始

ブライトコーブ⁠株⁠は7月14日、同社のオンライン動画配信プラットフォームの最新版「Brightcove 3」日本語版をリリースした。併せて、同社Webサイト上での1ヵ月間の無料トライアルの受付を開始した。

日本語版リリースについて発表する、ブライトコーブ⁠株⁠代表取締役社長 橋本久茂氏
日本語版リリースについて発表する、ブライトコーブ(株)代表取締役社長 橋本久茂氏

Brightcove 3は、PaaS(Platform as a Service)で提供される動画配信プラットフォームで、Mediaモジュール、Publishingモジュール、Advertisingモジュールの3つのモジュールが装備され、以下のような機能を持つ。

メディアアップロード&管理

さまざまなメディアファイルのアップロードおよびメタデータの入力、コンテンツのプレイリストへの登録が行える。また、Webブラウザを利用して最大2Gバイトまでの一括アップロードが行える。

動画プレーヤーの作成&公開

動画配信に合わせて、独自のプレーヤーの作成、カスタマイズが行える。Brightcove 3には、動画を配信する際、視聴側の環境を分析し環境に応じた動画ストリームを最適化する機能が実装されている。

APIを活用したシンディケーションとションとバイラル共有

Brightcove 3はオープンプラットフォームとして提供され、APIが用意されている。これを利用することにより、SEO施策やウィジェット/SNSなどとマッシュアップさせたバイラル展開が可能となる。

広告管理

動画広告を作成する際、配信および課金の管理を柔軟に行える。たとえば、コンテンツの地理的な制御や特定ドメインの制御など、広告配信ポリシーを管理することが可能となっている。

オンライン動画のアクセス解析

配信するコンテンツに関して、オンライン動画の主要なパフォーマンス指標の監視、それを利用した動画分析機能が実装されている。

すでに国内では、TBSの番組キャンペーンサイトやYAMAHAのコーポレートサイト上での動画コンテンツ配信、TOWER RECORDの楽曲プロモーションといった採用実績を持つが、これまで、Brightcove日本語版は特定のユーザのみへの提供となっていた。バージョン3の日本語版は購入したすべてのユーザに対して提供される。

今回の発表に併せて、30日間の無料トライアルサービスが用意されている。

今回の発表に合わせて来日した、Brightcove Inc. Chairman & CEO, Jeremy Allaire氏。同氏は、Macromediaの最高技術責任者としてRIA普及に尽力したことでも有名
今回の発表に合わせて来日した、Brightcove Inc. Chairma
ブライトコーブ⁠株⁠
URL:http://www.brightcove.co.jp/

おすすめ記事

記事・ニュース一覧