エクセルソフト(株)は1月6日、ソフトウェアに含まれるオープンソースソフトウェアとそのライセンスを自動検出し、オープンソースの違法利用によるリスクを未然防止するオープンソース違法利用防止ツール「Palamida 3.1.5」を発売した。
Palamida(パラミーダ)は、米PALAMIDA製のソフトウェアに含まれるOSSとそのライセンスを自動検出するツール。対象のソースコードやバイナリファイルをスキャン、分析し、レポートする機能を持つ。独自のコンプライアンスライブラリ(OSSを収集しその特徴を抽出したデータベース)と、PALAMIDA社のもつ特許技術のマルチパターンサーチ技術により、迅速で効率的なOSS検出を実現している。
検出されたOSSおよびそのライセンスを確認することにより、ライセンス条件に違反した状態でソフトウェアを配布してしまうリスクを未然に防ぐことができる。既知の脆弱性を含むOSSの検出も可能。
また、Palamidaを使って、組織におけるOSS利用ポリシーを設定、管理することもできる。開発者が使用するOSSコンポーネントが設定したポリシーに合致しているかを自動的に判定するというもの。これにより設計段階からOSS利用ポリシーを遵守、管理することが可能となる。
製品体系は以下の3種類。
- Professional Edition
- 単一ユーザを想定、コード混入検出に特化したエントリー版
- Compliance Edition
- 複数ユーザを想定したコード混入検出、ポリシー管理が可能な高機能版
- Enterprise Edition
- コード混入検出、ポリシー管理、脆弱性検出が可能なフルスペック版
販売は1年間の購読ライセンス形式で、価格は要問い合わせ。保守費用はライセンス料に含まれる。
- オープンソース違法利用防止ツールPalamida
- URL:http://www.xlsoft.com/jp/products/palamida/index.html
- エクセルソフト(株)
- URL:http://www.xlsoft.com/jp