GMOホスティング&セキュリティ（⁠株⁠）（⁠GMO-HS）のホスティングブランド「アイル」は、フレキシブルなリソースコントロールが可能なIaaS型パブリッククラウドサービス「True CLOUD（トゥルークラウド⁠）⁠」を2月下旬より提供開始する。

IaaS（Infrastructure as a Service）とは、サーバーやネットワークなどのインフラをインターネット上のサービスとして利用できるようにしたもの。従来のレンタルサーバーやホスティングに近い意味を持つ。

「True CLOUD」は、クラウドノード単位での自由なリソース割り当てや、アクセスのピークに合わせたリソーススケジューリング、大容量Webコンテンツの高速配信を可能にするAkamai CDN（Contents Delivery Network⁠）⁠、64ビットLinux／LAMPパッケージ、無制限マルチドメイン・マルチIPアドレスなどを採用したIaaS型パブリッククラウドサービス。全4プランで構成され、月額料金は2,940円（税込⁠）⁠～と低価格になっている。

クラウドコンピューティングテクノロジを利用したリソースの自由なコントロール

クラウドノードとは、サーバリソース（CPU、メモリ、ハードディスク、データ転送量）を組み合わせたTrue CLOUD独自のシステム。「⁠True CLOUD」では、サーバリソースをこのクラウドノード単位で自由にコントロールすることが可能。CPUやメモリなどのリソースが不足しても、すぐにクラウドノードを追加できるので、フレキシブルなサーバ運用が可能となる。

「土日はアクセスが集中するけれど、平日はそれほどでもない」といったサイトについても、「⁠True CLOUD」では、サーバリソースのスケジューリングコントロールを1日単位で設定できるため、アクセスの少ない平日は最小限に、アクセスが集中する土日は多めに、と必要なときに必要なだけリソースを確保することが可能。

動画・音声・画像などの大容量Webコンテンツ高速配信、Akamai CDN対応

動画配信や大量の画像配信など、最近のWebサイトに欠かせない大容量コンテンツの配信に対応し「True CLOUD」では、世界70ヵ国以上、50,000台以上のサーバで構成されたAkamai CDNが利用可能。国内だけでなく世界中どこへでもWebコンテンツを高速配信することができる。

CentOSに加えUbuntuも選べる、64ビットLinux搭載

「True CLOUD」では、最新の64ビットLinuxを搭載、サーバ用途として一般的なLinuxディストリビューションCentOSに加え、Ubuntuも選択可能。

複数のSSLサーバ証明書にも対応、無制限マルチドメイン・マルチIPアドレス

インターネットで安全に情報をやりとりするためにはSSLサーバ証明書が必須だが、1つのサーバで複数のSSLサーバー証明書を利用するには、個々のドメインごとに固定グローバルIPアドレスが必要となる。「⁠True CLOUD」では1つのクラウドサービスで複数のドメインを運用するマルチドメインに無制限対応（別途オプション⁠）⁠。固定グローバルIPアドレスも無制限に利用できる（別途オプション）ので、複数のSSLサーバ証明書を利用したマルチテナント型ネットショップなどの運用も可能。

Apache、MySQL、PHP/Perl/Python （LAMPパッケージ）標準搭載

「True CLOUD」では、ApacheやMySQL、PHP/Perl/Python といったコンテンツ開発に必須のLAMPパッケージを標準搭載。すぐに運用を開始したい、すぐにアプリケーション開発に着手したいといったニーズに応える。

「True CLOUD」プラン、料金および主な機能は以下の通り。

※

金額はすべて税込み、月額費用は12ヵ月契約の料金。

ベースとなる「True CLOUD」プランに追加クラウドノードオプション（月額2,205円）を追加することで、複数のクラウドノードを1つのサーバとして利用できる。参考モデルパッケージプランは以下の通り。

※

金額はすべて税込み、月額費用は12ヵ月契約の料金。

True CLOUD

URL：http://www.truecloud.jp/

アイル

URL：http://isle.jp/

GMOホスティング＆セキュリティ（⁠株⁠）

URL：http://www.gmo-hs.com/