エフセキュアは2月15日、Androidプラットフォーム用のスマートフォンセキュリティ製品を発表した。紛失や盗難時の遠隔からのデータ消去、操作ロック、ユーザが危険なWebサイトにアクセスしないよう事前に警告するクラウドテクノロジベースのブラウザ保護についての3つの機能を提供する。2010年2月16日現在、日本国内での発売は未定。
エフセキュアは世界的に携帯端末のセキュリティを提供しており、今回初めてAndroidプラットフォーム用の「ブラウザ保護」を新たに追加した「F-Secure Anti-theft for Mobile」と「F-Secure Mobile Security」を発表した。
「ブラウザ保護」は、クラウド上で危険なWebサイトの情報を共有し、ユーザが危険なWebサイトにアクセスしないよう注意を促す機能で、今回初めて「F-Secure Mobile Security」を含むスマートフォンを対象にした製品に搭載されたもの。
「F-Secure Anti-theft for Mobile」は、紛失や盗難時の遠隔からのデータ消去や操作ロックによって、ユーザのプライバシーと資産を保護する。同ソフトのSymbianとWindows版は2010年1月より提供されている。
「F-Secure Anti-theft for Mobile」は、所有者が失くしてしまったスマートフォンにSMSメールを送信することで、容易に遠隔からデータ消去や操作をロックすることができる。さらに、SMSメールを送信するだけで全ての情報を消去することも可能。また、SIMカードが変更されると、そのスマートフォンはロックされ、新しいSIM情報を所有者に送信する機能も持っている。
- エフセキュア(株)
- URL:http://www.f-secure.co.jp