フジテレビ・ホームページの「フジテレビ・ガジェットギャラリー」では3月3日、Adobe AIR上で動作するフリーのミニアプリケーション「マンガグリル」をリリースした。
これまでも同ページではダウンロードフリーのAIRアプリケーションを数多く提供しており、今回提供の「マンガグリル」はそのノウハウを活かし、本格的なアプリケーションとしての機能を備えた「大型」ツールとして登場した。
顔のパーツを組み合わせて自由にキャラ作成
「マンガグリル」では、「キャラエディタ」により、あらかじめ用意された80種の顔型、130種の髪型をはじめ目や鼻、口などそれぞれ100種近いパーツを自由に組み合わせ、さまざまなキャラクターを作成できる。キャラクターの自動作成機能もあり、パーツをランダムに組み合わせて「偶然にできるキャラ」も楽しめる。
作成したキャラクターは画像として保存することができ、ブログやSNSなどのプロフィール画像などに使用することも可能。
キャラにセリフや背景などをつけてマンガ作成「ストーリーエディタ」
キャラエディタで作成したキャラクターはライブラリに登録し、コマを1シーンずつ作成する「ストーリーエディタ」でマンガを作成する。キャラクターの周りにあらかじめ登録されている「背景」「道具」「吹き出し」「効果」などを配置してコマを作成していく。キャラクターは拡大・縮小、回転や反転、ポーズの変更などもできる。「背景」は自作のイラストや写真などを登録することができます。テキスト入力ではフォントの種類を指定でき、効果や縦書き横書きなども選択することも可能。1コマ作成用の自動作成機能もある。
できあがった作品は1ページ単位で1コマから8コマまでの画像(PNG、JPG)に書き出すことができるほか、GIFアニメやFLVの動画にも変換可能。「HTML出力」オプションでHTMLファイルを書き出すので、作成したマンガ画像や動画をブラウザで見ることができる。
キャラクタおよびストーリーの編集ファイルはXML形式でそれぞれ書き出すことができ、作ったキャラやストーリーをメールに添付するなどして、他の「マンガグリル」ユーザと共有することもできる。
なお、ユーザが「マンガグリル」を使って作成したキャラクターおよび作品は、基本的に自由に複製、転載、配布できる。「マンガグリル」の利用については「フジテレビ・ガジェットギャラリー」に掲載のガジェット利用規約に準じるとのこと。
「マンガグリル」(Ver.1.0)の動作環境は以下の通り。
OS | Windows/Mac OS X |
動作プラットフォーム | Adobe AIR |
- マンガグリル
- URL:http://www.fujitv.co.jp/gadget/mangagrill/
- フジテレビ・ガジェットギャラリー
- URL:http://www.fujitv.co.jp/gadget/