エクセルソフト(株)は3月10日、米MadCap Softwareのヘルプオーサリングツール「MadCap Flare 6.0」の日本国内での販売を開始した。 MadCap Flareは、コシングルソースから複数の出力形式をサポートするオーサリングツール。新バージョンの6.0では、iPhone、Android、BlackBerryなどのモバイルデバイス向けのアウトプットがサポートされた。また、バッチ生成により複数のアウトプットを一括ビルドする機能も備えた。
また今回、規模の大きなドキュメント用のソリューションを提供するMadCap Blaze 3.0、プロジェクトを分析するAnalyzer 3.0なども同時に発売する。
MadCap Flare 6.0は、XML、CSSベースのコンテンツオーサリング/パブリッシングソフトウェア。複数のチャンネル向けパブリッシングコンテンツを作成、管理することができる。PDF、XPS、Word、DITA、XHTML(クロスブラウザ、クロスプラットフォーム)、Microsoft HTMLヘルプ、モバイルプラットフォーム(iPhone OS、Windows Mobile、Android、BlackBerry)、.NET Helpを作成できる。
MadCap Flare 6.0 の主な新機能は以下の通り。
- ・モバイル向けアウトプット
- iPhone、Windows Mobile、Android、Palm Web OS、BlackBerryを含むマルチプラットフォームに対応している。
- ・プロジェクト管理
- 新機能のファイルタグおよびレポートエンジンにより、作成者別、ファイルの作業ステータスを表示し、管理を容易にする。
- ・バッチ生成
- 複数のアウトプットターゲットをビルドでき、そのバッチ設定をプロジェクトに保存できる。Windowsのタスクスケジューラを利用してビルドをスケジュールすることも可能。
- ・リンクビューア
- プロジェクトの配布に影響を与えるような特定のトピックの編集を確認しながら作業できる。
- ・複数のHTMLファイルインポートと変換
- 複数のHTMLファイルを一気にXHTMLに変換できる。RoboHelp 8プロジェクトもインポート可能。
動作環境は以下の通り。
CPU | Pentium 4以上 |
メモリ | 1024Mバイト以上 |
OS | Windows XP SP2以降、Windows Vista、Windows 7 |
必要なソフトウェア | Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 Microsoft SQL Compact Edition 3.5 SP1 |
価格は以下の通り(すべて税込)。
MadCap Flare 6.0 新規購入(パッケージ版/ダウンロード版) | 136,500円 |
MadCap Flare 6.0 アップグレード購入 | 68,250円 |
MadCap Flare 6.0 RoboHelp乗り換え購入 | 95,550円 |
MadCap Flare サポートメンテナンス(ブロンズ 1年) | 61,950円 |
- MadCap Flare 6
- URL:http://www.xlsoft.com/jp/products/madcap/index.html
- エクセルソフト(株)
- URL:http://www.xlsoft.com/jp