「Javaの父」James Gosling、Oracleを退社

Java言語の生みの親として知られるJames Gosling氏が4月2日にOracleを退社したことを"Time to move on..."と題した自身のブログで明らかにした。同氏はSun MicrosystemsにてJava言語を開発し、Sunを代表する人物の一人。同社が2009年4月にOracleに買収された後の去就が注目されていた。

同氏はブログ上で、退社の理由については「答えるのは難しい質問だ」としながら、直前に行われた開発者イベントで退社することを隠して壇上に立ったことや、これまで一緒に仕事をしてきた人々と仕事を続けられなくなる心苦しさを吐露している。なお今後はしばらく休養する模様で、その後の活動については未定のようだ。

2008年の「JavaOne」にて、当時Sunの会長だったScott McNealy氏、同バイスプレジデントのRich Green氏、同CEOのJonathan Schwartz氏と談笑するJames Gosling氏。現在は全員が退社している。
2008年の「JavaOne」にて、Scott McNealy氏、Rich Green氏、Jonathan Schwartz氏と。

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